mixiユーザー(id:1109283)

2019年10月18日00:38

179 view

断捨離彼氏

ZOCのセカンド・シングル「断捨離彼氏」を聴いた。
デビュー・シングル「family name」は「アイドル」を意識してか、割とストレートでポップな印象の楽曲だったのだけれど、今回は大森靖子流EDMを歌い踊る問題児アイドル、といった感じでZOCに期待していたものが見事に具現化された印象を僕は持っている。

「family name」のミュージック・ビデオを見ると、センターがはっきりとしていなかったのだが、今回は戦慄かなのがセンターを担当している。
ビデオの中でパンティを指にひっかけてグルグルと回している女の子ですね。
戦慄かなのは妹と「femme fatale」というデュオもやっているんだけれど、実はこの妹「頓知気さきな」も抜群に可愛い。
あとは喫煙アイドル香椎かてぃ、ひきこもりアイドル藍染カレン、元相棒の東理紗と金銭問題でもめた西井万理那、最年少でミスiD2018のファイナリストの兎凪さやかがZOCのメンバー。
大森靖子は共犯者名義で参加している。

とまぁ、色々と訳ありの問題児ばかりを集めた印象のあるグループだし、僕自身もここまで面白おかしくそんな点を強調して書いてきたけれど、パフォーマンスを見る限り、きちんとしっかりとしたグループだなと思う。
一癖も二癖もあるキャラクターは、それだけグループに対してある種の凄味みたいなものを付加しているようにも思えるし、大森靖子のこれまたクセのある楽曲も見事にマッチしている。
カップリング曲の「A INNOCENCE」が清純派アイドル的な楽曲であるのも、なんか逆説的に説得力があっていい味を出している。
「INNOCENCE」ってのは、無邪気、天真爛漫、純潔、潔白、無罪、といった意味なのだけれど、もしかしたらここZOCこそが、そんな言葉の意味にふさわしいメンバーの集いなのかも知れない。
少なくともうわべだけでヘラヘラと生きている、といった印象を僕は受けなかった。

大森靖子が「ZOC実験室」で初めてZOCをお披露目した時は、正直どこまで本気で活動していくんだろうと懐疑的だった。
それがデビュー・シングルのリリース、そしてこうして2枚目の本作をリリースするに至り、これからの活動から目が離せないグループになった。
早くアルバムを聴いてみたい、そんな気持ちにさせてくれるアイドル・グループの一つである。

断捨離彼氏/ZOC

ZOC実験室/ZOC
共犯者”大森靖子”を含むフルメンバーでのライヴ。これが見たかった!

おまけ
down shout leaf/femme fatale
*これも彼氏を断捨離する内容の歌。曲も映像も大のお気に入りです。

2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する