mixiユーザー(id:1109283)

2019年02月12日18:28

136 view

This Is America

グラミー賞なんてここ何年も興味を失っていたので、全く関心を寄せていなかった。
今年も賞が決定したということで、「まぁ、たまにはどんな人が賞を取ったのか見てみるか」といった軽い気持ちでネットを検索。
大半は知らないアーティストだったりしたのだけれど、ふと気になった曲のタイトルがあった。
「This is America」がそれ。
日本でいうところの大賞にあたる、と言われている「最優秀レコード賞」を受賞している。
他に最優秀楽曲賞、最優秀ラップ・パフォーマンス賞、最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞。

「This is America」というタイトルから、なんとなくアメリカを批判的に揶揄している楽曲なのかな、という想像はあった。
そしてYoutubeで映像を観てみたのだけれど。

いやぁ、びっくりした。

これがそのビデオ。
This is America/Childish Gambino

昨年の5月にリリースされたシングルとのこと。
同時に映像も公開され、すぐに物凄い話題になったらしい。
って、全然知らなかった。

Childish Gambinoというのは、ドナルド・グローヴァーが音楽活動をする際の芸名。
ドナルド・グローヴァーは、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」や、「スパイダーマン/ホームカミング」といった映画やテレビドラマシリーズに出演している俳優。
ビデオ監督はヒロ・ムライという日本人で、お父さんは「翼をください」や「或る日突然」を作曲した村井邦彦。

ネットには、この曲の解釈をめぐる色々な書き込みがあって、「なるほど」とも思えるものもあるし「そうかな」とも思えるものもある。
Wikipediaにも単独の項目として取り上げられており、一応の解釈も記述されている。

ビデオの中には様々な比喩やアイコンが隠されているという。
単純に表面だけを見ても、黒人差別や銃社会、テロや麻薬といったアメリカ社会が抱えている問題が表現されているんだろうな、と受け取ることができる。
ここで色々と解釈を書いても仕方ないし、ネットで検索すればゾロゾロと出てくるので、やめておくけれど、とにかく久し振りに「え? なんだこれ?」とビックリしたと共に、深く考えさせられるような楽曲(映像も含め)だったので、思わず日記に書いてしまった。

知っていた方からすれば「何をいまさら」なのだろうけれど、全然知らなかった僕からすれば、「いまさら」驚いて大騒ぎ(といっても自分の中でだけ、だけど)している次第です。

This is America/Childish Gambino(和訳スーパー付き)
*この翻訳が正解なのかどうかは判らないです。

This is America/Childish Gambino(Reaction1)

This is America/Childish Gambino(Reaction2)

5 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する