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2020年01月26日10:34

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「強健術」案内143

今回は、『強圧微動術』に紹介される「胸式二呼吸の型」を見ていきます。この型も、前著『体格改造法』に解説される呼吸法と原理的に変わりませんので写真は省略します。

胸式二呼吸の型

(ル)腹式の二呼吸で、空気を吐き出して仕舞って、腹部が凹くなった時に、腰にあてた両手を、脇の下に持って来る。(そうすると両手の力は、肘から肩に伝わって、肋骨の拡張を充分に援ける。)それと同時に腰を反り、肩を下へ引き、胸を開きながら鼻から空気を充分に吸い込む。(これは正式の型で、腹は背骨につくばかりに凹くなる。前の腹式の時は、肺が下方へ膨張したけれど、今度の胸式では、肺が横の方に膨張する。力の這入るのは、両乳を結びつけた直線の方向である。腹式では、充分に下の方へ広げ、胸式では、充分横の方へ広げるのである。若し胸腹何れか一方であれば、肺の働きは不十分である。もし両方同時であると、二兎を逐うことになって、何れも不完全なることを免れない。故に私は、腹式胸式を交互にやって、どの場合でも、精神の集中主義を執って居るのである。)

この解説も前著『体格改造法』の解説をやや詳しくしています。それは、「これは正式の型で、腹は背骨につくばかりに凹くなる」という部分です。これによりここの呼吸は、胸を開いて肺を拡張する正式呼吸で行うことがはっきりとします。

(オ)充分、出来るだけ、胸を開いて、空気を吸い込んだら、やや胸をすぼめて、空気を鼻から、スーッと吐き出し、(逆式)直ぐに、新しい勢いで、一層胸を張りながら口から充分に吸い込む(正式)胸を開いて、鼻から吸い込んだ丈けでは、スッカリ吸い込むことが出来ない。口から更に吸えるものである処が引きつづいて、口から、吸い込むと、其の鼻と口の働きの接合点が、多少窮屈である。故に胸を稍やすぼめて、空気を吐き出し、更に口から充分に吸い込むのである。Oxppathyを発明した科学者Michal Faradayが酸素の効用を力説したを、呼んだ人は、私が飽くまでも、空気の量を多く吸収することに、努めて居る趣旨を、了得せらるるだろう。一体、普通に呼吸するときの空気の量は、僅かに二合八勺(約0.504L)位のものであるけれど、深呼吸によると、役一升八合(3.24L)の空気を吸い込むことが出来る。

ここの解説でも前著『体格改造法』の解説を、やや詳しくしています。それは、鼻から息を吐き出す呼吸を「逆式」とし、口から吸い込む呼吸を「正式」と解説している部分です。また、普通の呼吸と深呼吸による空気の量を、具体的な数字で示して居る部分も『体格改造法』にはありませんでした。

(ワ)吸入其の局に達した時、瞬時も呼吸を停止することなく、漸時に胸をすぼめながら、
(カ)口を細く結び、極めて、静かに、寛かに、強く、糸の如く細く、長く、口より息を吹きながら、満肺の空気を、吐き出して仕舞う。(正式…これは肺臓が Boekmans Pneumatometer を使うのと同じ働きをすることになるので、肺活量の増加に非常の高価がある。)
以上で胸式の二呼吸。(強圧微動術 P.291〜293)

この解説でも、最後に口を細く結んで吐き出す呼吸を「正式」と詳しく解説しています。また、ここに出てきます、Oxppathy 、Michal Faraday、Boekmans Pneumatometer などにつきましては、このブログの10月20日掲載分に解説してありますのでそちらを参照して下さい。

(ヨ)右の如く、腹式で二呼吸、胸式で二呼吸、これを一回づつとして、交互に数回繰り返して行うのである。
(タ)腹部の膨張しきった時、胸郭をすっかり広げて、更に空気を口から、十分に吸い込んだ時、徐々に空気を吐き出す時、共に、無限無料の妙味あるものであるから、徒らに騒々しく行って、其の醍醐味を失ってはならぬ。
(レ)私は呼吸機関の構造、並びに其の作用の上から、呼吸の要領を、下の四用件に帰納する。曰く、『深くやる』。『長くやる』。『穏やかにやる』。『力強くやる』。一体、肺は、過激の運動をやる様に出来ていないから動作が激しければ、呼吸は益々穏やかにしなければならない。武術の達人は、自然と其処に達して居る。
(ソ)呼吸停止説―即ち呼吸は、出来るだけ耐えると云う説があるが、停止中は、肺中の悪瓦斯が滞積するから、私は多くても七秒時を超えないと様にして居る。腹に、ウンと力を込めた場合、呼吸は勢い、停止せざることがあるけれども、呼吸の原則として、なるべく停止せぬ様にしなければならない。又呼吸八分説があるけれども、私は酸素を多く供給し、炭酸瓦斯を多く排出するの意味からして、吸えるだけ充分に吸ったら、生理上肺臓中に残る一定量の外は、悉く吐き出して仕舞うのである。
(ツ)腹胸式呼吸法の型を、分かり易い様に、左に表解を作って掲げる。(強圧微動術 P.293〜296)

   正…吸―腹部膨張
 鼻          一呼吸
   逆…吐―腹部膨張
腹  
   正…吸―腹部膨張
 鼻          一呼吸
   正…吐―腹部縮小

(長く、深く、穏かに、力強くやる)

   正…吸―胸郭拡張
 鼻          一呼吸
   逆…吐―胸郭拡張

   正…吸―胸郭拡張
 口          一呼吸
   正…吐―胸郭縮小

この図も、『強圧微動術』に初登場したもので、「逆」は「逆式呼吸」、「正」は「正式呼吸」を表してます。

(写真は、春充が好んだ八幡野海岸風景)
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