昨年末に「来年の目標」と掲げた手芸ネタの公開になります。別にそんなにすごくないです。
最初に少しだけミシンの話しをさせてください。
愛知にいる頃、さらにもっと前からミシンがほしいなぁと思っていました。(妻ではなくりゅういちが。)
昨年後半になり、一太郎の幼稚園入園が決定。入園時に必要なものをミシンで作るというタテマエができたこともあり、ミシン購入の機運が上昇。
まずは家電量販店で調査だ!と思って行ったら広い売り場にわずか3機種の展示品とノリがいまいちの店員さん。うーん、ミシン業界ってもう廃れてるの?と思って、ふと手芸用品店に立ち寄ったら10機種くらいの展示品とノリノリの店員さん(見た目主婦の方)。
店員:「この子(機種)は車でいうとトヨタで広く万能タイプ、この子は日野でトラックみたいにパワフルなのが特徴で・・・」
ワシ:( ´ー`)。oO(めっちゃ商品の特性を理解してる。しかも「この子」っていう言い方。勉強したと言うより手芸が好きだからこそ覚えたんやろ。家電量販店より信用できそう。)
ということで、こちらの手芸用品店で予算と機能を勘案して「日野」と紹介されたメーカーの機種を購入しました。
ここまでは購入に至った時の話。せっかく買ったけど何作る?っていうところで頓挫して、気がつけば年末に。
あ、そういや新書サイズのブックカバーがほしいと思っていたんだった。
【概要】
●ブックカバーとは?
本屋で「カバーつけますか?」の紙製のアレを、オシャレなデザインの布で作ったアレのことです。
上写真は現在も使用中の、にゃんこデザインのオシャレなアレ。
●新書サイズとは?
左が新書、右が文庫。あまり本の大きさをきにしたことはなかったけど、並べてみると新書が縦長であることがわかります。
※並んでいる本はりゅういちさんの蔵書。
もともと使っているブックカバーは文庫サイズ用。縦長ゆえはみ出しております。
ネットでブックカバーのつくりかたを検索すると、検索上位にほぼ同じものができあがる制作例が出てきましたので、それを参考に新書サイズにあわせて作ります。
【材料】
●布としおりひも、あと糸
にゃんこデザインは鉄板。
長く手に触れる表側は、さわり心地がよい麻配合の布にします。素材の違いはよくわからなかったけど、今までのものと同じ感じのさわり心地でした。
【裁断】
文庫サイズ用として紹介されていた寸法を新書サイズ用に読み替えて、寸法を計算。
布地にケガキ。いや、布相手にケガキという表現は変か。
※フリクションマーカーを使用。アイロンで熱を加えると一瞬で色が消えるのでチャコペンより便利!
材料の準備完了!
【縫製】
小学生時代に家庭科の授業でミシンを触り、実家で母に教わりながら色々な袋を作ったもんだ。
おかげで下糸の準備とかヨユーっすよ^^
はい、95%ほど完成です。布地は中表にして周囲を縫って、最後にひっくり返すかたちでつくります。
残り5%はここ。ひっくり返すための「穴」を手縫いで塞ぎます。まつり縫いという手法でキュッとふさげば・・・
ブックカバーの完成です。
妻の裁縫道具セットに使われていないビーズがあったので、チャームとして使わせてもらいました。
うーむ、33歳(当時)のおっさんが作ったとは思えない可愛らしいブックカバーだ。
※さらにこれを33歳(当時)のおっさんが本をくるんで持ち歩くという話。自己満だからいいんだけど。
久々の縫い仕事で思ったこと。
・アルミケースの加工に慣れてた人間がフニャフニャの布を扱うには苦労する。
・ミリ単位の精度の仕事はできないが、逆に誤差があってもなんとかなる。
・ミシン操作は体が覚えている。(実家の機種と勘違いすることもある。)
・布の模様を気にしながら縫うのは気が折れる。
・布を裏返すから、ここではその向きの反対にして縫って・・・えーっと・・・?
・ハンダゴテと違ってやけどの心配がない。
・「あ、この布地おっしゃれ〜なにか作るかもしれないし買っとこ♪」→使わない この流れはアキバで電子部品を衝動買したときと一緒。
うむ、電子工作に似た側面もあるのう。ということで、幼稚園用品に限らず布製品作りに今後も活躍するであろうミシンに期待。
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