欧州珍道中）氷河急行

なんてったって移動日+移動先を決めるのは
早くて3日前で遅けりゃ前日、
なのでヘタをすると電車が取れなかったり、

てな問題を防ぐため
どうしても乗りたい場合は事前に予約してソレに合わせる、
そして・この日は（最後の2席をゲットした）氷河急行。

世界一ゆっくり走る急行と言われており
平均時速は36kmなんだとか。

……に乗るため
電車で1時間ほどツェルマット方面へ戻る、
ホテルを出るころは（7時前だけど）まだ真っ暗。



たまたま同じホテルで同じ時間にチェックアウトし、
駅まで歩いて同じローカル電車に乗る夫婦がいらっしゃり、
チラホラ話してたら・どう聞いてもオーストラリア訛りの英語、
聞けばメルボルンから来たとか。

その人たちも氷河急行に乗るそうで、
でもローカル電車は指定座席が違うため・いったん別れ、
そしたら1車両に乗ってたのは私たちだけ。（笑）



乗り換え駅が近づいてきたので
彼らがいる車両へ行ったら、
なんと別のオージーグループも乗車しており
人懐こい者同士がワイワイガヤガヤ、そして下車。



さて、
ここで待ち時間が2時間近くあり
ホテルから一緒だった夫婦と朝食の段。

小さな小さなスターバックスがあり
すべてセルフサービスみたいでしたが、



おっちゃんは一目散に普通のカフェへ入って行き、
オーダーを済ませ席に着いた後
さも「参っちゃったなぁ」って表情を見せ
ポケットから・これでもかのユーロコインをジャラジャラ。


　　　※これは1回目に出した分、
　　　　コレで笑ってたら2回目は・もっと出てきた、
　　　　けど笑ってる間に奥さんが回収して画像ナシ f^^;

彼らは8ヶ月前から・この旅行の準備をし、
なんと10週間もウロウロして・そろそろ終盤戦。

私のタドタド、以前なチョボチョボ英語でも
ゆっくり聞いてくださったおばちゃま。



が作ったキルトのパッチワーク。



これは娘に作ってあげたブランケットなんだそうで、
そしたら・おっちゃんいわく、
「俺には結婚した時以来、作ってくれないんだよ」

ちなみに・このおばちゃまはパリでスリに遭い、
クレカや年金カードが入ってるお財布を盗られたンだとか。

「お気の毒に」と同情してた、
まさか・その私も被害に遭うなんてユメにも思わず。 f^^;

*****

さて氷河鉄道、
屋根の一部までガラスなので・凄い日差し、
という情報を得ていたので帽子とサングラスは必携。



……でもね、
車内で帽子なんか被ってるのは私たちだけ、、、

というより（ここは重要〜）その前に、
イタリアでもスイスでも、
観光地でキャップくらいは着用してる人もチラホラいましたが
日よけの帽子なんて・まず被ってる人がいませんでした。

1,000人に1人くらいか、それ以下って感じ。

でも私は負けずに被り続けてました、
普段はオーストラリアでも日本でも被りませんが、
今回だけは必死でした。（爆）

*****

話を戻して氷河急行、
最後まで「つけるか否か」で迷ったランチ、
でも「マズくても旅の思い出」ってことで予約しておいたら、
なんと言いますか、、、



率直に申し上げるなら
「この1皿で・この値段（4,000円くらい）？」、でした。（爆）

いい、思い出には・なりました。

*****

景色は、
イマイチ天候が不安定で変わりやすい日でしたので、
こんな時があったり、



こんな時もあったり、



氷河急行と言ったら・この石橋（らしい）も、
ちゃんとアナウンスがあって見た（だけ・だけど）し。 f^^;



そうそう、
電車の中でも気圧でペットボトルがクシャ。



*****

で、
名前だけは憧れてたサンモリッツに到着、
駅前は（驚くほど）何もなくて、
ここでもホテルの送迎車に乗ってチェックイン、

けど街も（夏と冬の間で時期がハンパゆえ）静かだし
開いてるレストランなんて2つくらいしかなくて。

なんとか空腹を満たし、
ホテルまで戻る道すがら
コッチを見てた・この子たちが何よりの思い出。 f^^;




余談ですがインターラーケンのホテルで、
バスルームにあった液体ソープは
使い方が判らなくてジツに苦心しました。



最終的にボトルを掴み、
両脇を押したら普通にニュ〜ッと出ましたが、
危うく電話して聞くしかないと判断するトコロでした。 f^^; f^^;