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2019年03月23日20:16

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日本絵日記 (箱根で綱を渡ってみた)

すみません、
できあがったら強烈に長いです。

どうかオヒマな時にでも、
斜め読みしてやってください。 m(_ _)m

*****

今回の帰国では当初、
マレーシアから関空へ飛んで「金沢にでも行こ〜」と話してた、

けどネットの口コミなんぞで
本当に美味しい旅館やレストランを掘り当てる確率を考えたら
何も金沢くんだりまで行かなくても、

箱根あたりのオーベルジュの方が
移動時間も含め
正しい選択かもしれないって話になり、

ふと娘たちを誘ってみたらノリノリ、
「だったら(1泊の予定を)3泊にする〜」と言い始めたので
アレコレ考えたり考えさせたりして当日を迎えました。

……が、
またしても娘の威力(笑)で
那覇発の飛行機が豪雨で遅れると。

彼女たちは羽田から
先妻母上の施設を経由してホテルで合流予定でしたが、

最悪は母上の所を最終日にさせ
4人だと母上が混乱するかもだけど私たちも同行し、
私の両親との会食と同日カケモチしようと
脳内電卓でカチャカチャやってみたり。

でも幸いなことに20分ほどの遅れで済むらしく
私たちは荷物の大半を次のホテルへ宅配してから優雅に(?)出立。

フォト

*****

湯本の駅前を少しウロウロした後チェックイン、
今どきは別行動隊の動きも即座に確認できますので楽勝。

ところが「駅に着いたよ〜」から待てど暮らせど、
そしたら・なんと、
タクシーで10分弱の距離ならと30分ほどかけて歩いてきたとか。

……どこまでも体育会系な彼ら。(笑)

ともあれ無事に合流し、
彼らもお風呂に入った後に夕食を済ませ・この日は早めに消灯〜

*****

翌朝、
湯本から強羅経由でフラフラしながら姥子へ行く予定でしたが
ジツは・この日までロープウェイの早雲山 - 大涌谷間が点検運休、

なので一部・代行バスを使う必要があると伝えたところ
娘が「だったら湯本から、先に芦ノ湖へ行ったら?」とトッピな提言。

私のオツムじゃ強羅から回るコトしか思いつかなかった(笑)けど
それならロープウェイも全線乗車できるし
娘が行きたがってた甘酒茶屋も
時間切れ・なんてコトなく確実にゲットできる。

……にしても外は冷たい雨、

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婿ちゃんが「いやぁ、雨も風情があります♪」とか言ったけど、
だって外はハンパなく寒い。

フォト

予想通り婿ちゃんは薄着だったので
持って来たユニクロの極暖シャツを着させ、

まぁ時間はソコソコあるし
フリーパスがあるから適当に行ってみよ〜♪

もちろんスマホでバスの時刻表を調べて準備万端、
そして深い霧の中をバスで進み
辿り着いたる甘酒茶屋。

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屋内は囲炉裏の煙が立ち込めており、
いきなり江戸時代?

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娘と私は甘酒を、
カンムリ君は・きな粉餅、

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そして婿ちゃんはゴマ餅、
だけじゃ済まずにミソ田楽ぅ♪

フォト
     ※画面右上にゴマ餅がチラリ(笑)

……って、
まだ3時間前に朝ごはん(バイキング)したばかり、
毎度毎度おそるべし婿ちゃんの胃袋。(爆)

*****

次のバスを元箱根で降り、
さらなる娘の提案で箱根神社へ。

と歩き始めたものの
思ったより遠いいわ雨だわ階段だわ、
かなりの強行軍でしたけど
頼もしい荷物持ち(婿ちゃん)がいるので安心。(笑)

さて、
戻った後「次は海賊船だぞ」と意気揚々、
なのに今日は風や霧の影響で元箱根には寄港せず
「箱根町へ行けば今のところ運行してるようです」との案内。

……今のところ?

……ようです?

箱根町まで2km、
ホントだったら杉並木を歩くのも良さげだったけど
そんな悠長なコト言ってちゃダメっぽいので
即刻バスに乗って箱根町へ行ったら40分後の便は出る、と。

……ってコトは、
その後の便は未定なのね?

まぁ最悪はタクシーで桃源台なり姥子へ行けば良い、
でも・それはシブとく頑張ってもダメと決まってからの話。

と、
船の待合室でフリーペーパーを見てたカンムリ君、
「この文字の大きさって、嫌がらせか?」

フォト

……確かに。(爆)

いったいコレを見た人の、
何%が全文に目を通すのか考えて作ってるのか、
はたまた発行すればソレでヨシなのか。 f^^;

*****

霧の中から、
ぞわぞわと音もなく現れた幽霊船、、、じゃなく海賊船。

フォト

前便が1本か2本・運休した(未確認情報)そうで
乗船を待ってた人が船室や甲板にみっしり、
なので数百円払って特別船室とやらへ行ったらガラガラ。

……にしても景色、ゼロ。

フォト

「いやあ〜、これはこれでいい思い出になります♪」

……どこまでも前向きな婿殿。(笑)

*****

さて、
チェックインには・まだ早いし
そろそろ皆(含む婿ちゃん)も小腹が空いてきた時間、

桃源台のレストランで軽食って意見もあったけど、
どうせならココでしか食べられないものが良いだろ〜と
ロープウェイで大涌谷へ行き黒卵を提案したら一同・意義ナシ。

……とは言っても、
相変わらず何も見えない。

フォト

タイトル通り綱を渡ってますが、
そのツナも見えない。

が、
大涌谷に着いたら
ものっっすごい風で『霧がモミクチャ』になっており
階段を降りた・すぐにある売店も見えない、

それでも若者2人が遭難覚悟で(笑)降りていき、
その間に・さっきから流れてる
冗談みたいなアナウンスを確認するため駅員室へ。

「雷雲が近づいてるって、ホントですか?」
「そうなンです、30km圏内でバツバツ落ちてます」
「じゃ、ホントにロープウェイを運休にする可能性が?」
「まだ判りませんが、可能性はあります」

と言ってるソバから
ロープウェイを降りて来た観光客が霧の大涌谷へゾロゾロ。

こりゃ止まったら大変なことになる、ので
戻って来た娘たちを回収して(笑)即刻・姥子へ。

そしたら(たまたま・この日の天候が悪く)なんと、
私たちがホテルにチェックインした時には止まってしまっており
定期バスは寿司詰めで何台も待たないと乗れないわ、
タクシーは呼んでも来ないわで
大涌谷も桃源台もテンテコマイしてるとか。

「な? だから先を読むのが大事なんだ」と
2人に向かって得意げなカンムリ君。(笑)

*****

そのホテルは、
露天風呂から富士山が見えるのをウリにしてて、

部屋からも富士山が見える4人部屋にしといたら
フロントで当日価格にて檜風呂付きの部屋を提案され
このくらいの贅沢はいっか・と了承、
でも・この日は・どこから見ようが富士山は不在。

雷が鳴りアラレだかヒョウだかも降り
さらに雪まで降り始める中を皆で露天風呂へ。

「あそこに富士山が見えた、と思っておこ〜♪」と
強がり言いつつ部屋に戻ると
露天風呂の屋根がうっすら白くなっており、

フォト

そうこうしてるうち夕闇が迫り始める先に
富士山の足元がチラリ。

フォト
  ※画面中央の黒っぽい部分が右の裾野

*****

さて夕食の段。

前日は「食事の量が多い」という口コミで決め
確かにソレナリに多かったけど・この日は普通らしいので

別に好きな物を注文させましたところ、
この刺身盛りをオーダーし、

当然のごとく(笑)オヒツを預けて頂き、
さて婿ちゃんは・いったい何杯お代わりしたでしょう?

フォト

……4杯までは数えてたけど
途中で何かの話に盛り上がってしまい計測不能、

ちなみに献立に入ってたカニ釜飯も、
きっちり完食してました。(爆)

*****



  ……で、です。



翌朝、
とりあえず起きてしまったカンムリ君と私、

部屋のお風呂は熱くて入れないので
中居さんに言われた通り・お水をジャアジャア出しつつ
露天風呂へ行ったら見事な富士山が、
まだ眠そうな顔をしたまま横たわってました。

その時はまだ女性風呂に数人、
なんでも数日前にTV番組でココを紹介してたらしく
「今週末は満室かも」と言ってる人がいたり、

そうしてる間に太陽が出始め、
「これは焼けるかも♪」と思ったので慌てて部屋に戻り
寝ぼけてた娘を叩き起こして見たのがコチラ。


フォト


婿ちゃんは、
あまりにも気持ちよさそうに寝てたので起こさなかったけど
後で「失敗したなぁ〜」と反省しきり。 f^^;

ちなみにカンムリ君は露天風呂で赤富士を見てたら、
どこに・こんな宿泊客がいたのかと思うほど
ゾロゾロ入って来たから逃げて来たとか。

そして部屋の窓を開けると
下の露天風呂(女性用)からも
先ほどの人数とは思えない話し声がペチャクチャ。

娘は部屋のお風呂で「富士山を独り占めして来た♪」とゴキゲン、
そしたら起き出した婿ちゃんもソレに続き
それなりに楽しんでくれた様子。 v(^^

*****

この日も朝はバイキング、
テーブルにあった・このカードは名案♪

フォト

…………ところが。

朝9時になりロープが凍結してるから
ロープウェイが動かないとフロントに連絡が入り・さて困った。

方向としては晴れてる(笑)大涌谷を歩き、
強羅へ向かって娘の希望する富士屋ホテルを見学、、、

でも定期バスは例によって寿司詰めだと聞いたため
ホテルの送迎バスで・とりあえず桃源台へ行き、
きっと動いてるはずの海賊船を目指したのが大正解。

フォト

撮影隊が狙ったって、
ここまでは滅多に掴めないだろ〜っていうほどの青空 & 富士山。

と、
乗船してから桃源台を見たらロープウェイが動いてる。

速攻で桃源台駅に確認したところ
まだ試運転だけど1時間後には営業できるって話。

*****

結局・昨日と今日で1往復半も乗っちゃったけど、
この景色なら「もう1周する?」なんて意見も。(笑)

けれど先を急ぎ
桃源台に戻って(昨日のやり直しキブンにて)ロープウェイへ、

大涌谷の全景を眺め
3人が(ともに初景観で)大騒ぎ。(爆)

フォト

駐車場からの雄大な眺めもバッチリ。

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そして、
これは私も(きっと)初めて知ったンですが、

大涌谷から早雲山へ向かうと
まるでジェットコースターみたいな下りの景色なんですね。

……もちろん、
あんなスピードで滑り降りてくワケじゃありませんが、
でも視覚的な恐怖は(かなり)ありました。 f^^;

フォト

*****

そうこうしてるうち時間も経ち、
「ちょっと急ごう」って話になり強羅から宮ノ下へ。

が、
下車して富士屋ホテルの方向を見たら
気が遠くなりそうな下り坂。

最初は「待ってるよ」って言おうと思ったけど、
せっかく一緒に来たのだから、
じゃあ荷物をコインロッカーに入れようとした、ら
2cmくらい大きくて入らない。

婿ちゃんが
「帰りはボクが荷物を担ぐ」と言ってくれたけど、
それにしても泣くほど長そう。

まぁ、
「とにかく今は行くのみ♪」と意味不明な思い込みでGO〜♪


しかし、
下り坂が・こんなに長いと思ったのは初めてかも。

実際は(帰ってから調べたら)距離的には150mくらい、
けれど・その勾配は「アゴが出るよ」なんてレベルと思えず。

……これを帰りは、上がるンだよねぇ?

ゴロゴロ降りつつも内心かなり反省してた我、
そしたら下の幹線道路に出た時
奇しくもバスが通り過ぎてくれて思いついちゃいました♪

「そっか、宮ノ下駅へ戻らずに湯本までバスって手があったよ」

もし荷物がロッカーに入っていたら、
少なくとも婿ちゃん(と娘)は取りに上がった、
けど入らなかったお陰で思いついた奇策。(爆)

で、
ウキウキしながら富士屋ホテルに向かってったら。

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……えっ?

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耐震補強工事のため休館中?

……聞いてないよぉ〜っ。 f^^; f^^; f^^; f^^;

ま、
それでも・あの坂道を登らずに済むと思えば。(笑)

実は2人に
宮ノ下〜箱根湯本間の
スイッチバックを見せてあげられなかったのが残念でしたけど、
まぁ・いつかまた来る機会もあるでしょう。

ってコトにして湯本に着いたら
カンムリ君のソソノカシに乗って婿ちゃんが
「箱根そば? いいっすね、食べてみたいです♪」って。

まぁソレも一興ってコトにして、
ネット推奨のお店で食べたら塩っぱいの・なんの。(爆)

*****

箱根の最後は落とし穴にポコポコ落ちましたが、
フリーパスをフル活用し、
私の実家へも途中下車(が可能って書かれてる)して立ち寄り

両親に4人の元気な顔を見せられたし、

新宿駅や東京駅の帰宅ラッシュはバッチリ迂回して
千葉のホテル、へ着く前に・またしてもガッツリ夕食できたし、

ジツに(名実ともに綱渡り三昧だったけど)楽しく、
思い出深い小旅行でした。 v(^^;
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