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2020年02月19日14:48

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彗星なんとなくウラ話・その21・恐怖の出ハケ(1)

今回、自分の家でもないのに、意味もなく、
この厄介な袖から出ることになった不運な役者が、
陣八を演じる星藍くんでした。

陣八は、この障害物競走のようなところから、
長い槍を持って、飛び出さねばならなかったのです。


稽古場では、長いとはいえ、ただの棒。
その上、出る場所の空間は果てしなく広々としている。
フォト

ところがどっこい。舞台では・・・。
フォト

あの、槍の先って、
ちょうど網に引っ掛かるんですよね。
フォト

その上、危なくないように柔らかく出来ている。


しかも、オープニング!

ここで、槍を網に引っかけたりしたら、
この芝居全部が、コケてしまうふらふら

そりゃぁ、もう、どれほど緊張したかあせあせ(飛び散る汗)

出の前。
全身にすさまじい緊張感をまとって、
下を向いて出を待つ星藍くんの姿を見ながら、
遠くから「頑張れ!」とエールを送っていました。

・・・が、

   そんな槍が、

    千秋楽に、

      ついに、

   ガシっと引っかかった!!!


後から聞いた話ですが、
網からあわてて外して、
微妙に遅れ気味に舞台に出た時には、

槍の先がくにゃ・・・。

   ああああ泣き顔

でも、もうどうしようもない。

心が折れそうになるのをこらえて、
槍の先が目立たないようにしながら、
演じ続けたそうで、

もしこの時の動画があったりしたら、
たぶん微妙に動きが違ったかもしれません。


って・・・、

私は何を言いたかったんだっけ?

あ、そうそう、
この袖の出ハケが大変だったって話でした。

そう!私もゲネの時、エラい目にあったんです。


だけど、私が持って出るのはアルバムで、
槍じゃなかったし(笑)
場当りでは何も問題なかったので、

初めて舞台で通す、ゲネの時にも、
ここは完全にノーマークでした。


しかし、ゲネが進んで・・・、


   (つづく)
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