さてさて、ここからは、
ウラ話恒例、舞台裏の写真でございます。
今回の舞台は、役者が出入りする出ハケ口が、
上手と下手、それぞれに3つずつありました。
この意味は何かと言うと、
舞台での動きがダイナミックになるんですね。
同じ場所から出たり入ったりしていると、
動きが制限されるし、
今回のように、場所と時間を飛びまわる話だと、
わかりにくくなってしまう。
だから無理をしてでも6つ作るという選択は、
この作品には絶対に必要だったと思います。
つまりこれに関するメリットは、
計り知れないほど、あるのです。
が・・・、
その分、出ハケ(出たり入ったり)が、
なかなか大変なことになりました。
特にヤバいのは、真ん中の、ここ。
上手の、この真正面の黒いスペースです。
この矢印のあたりに切れているところがあって、
そこから出入りするのですが、
不自然にならないように、布がたっぷり使ってあるので、
黒幕のひだなのか、
切れていて出入りできる場所なのか、
それがまるっきりわからない
これの裏はどうなっているかと言うと、
こんなにわかりやすい矢印が・・・。
つまり、このくらい書いておかないと、
どこかわからないんですね〜。
そして、この矢印をよいしょと開けてみると、
こんな光景が現れます。
ナオの家の畳とちゃぶ台が見えますね。
しかし、ここから入れる、と思ったら大間違い!
ここはライトの場所なんです。
こんなに広いところから、
人間も出入りできたら楽なんですが、
人間が通るのはここではないのです。
人間はライトの横をすり抜けて、
黒幕と網をかいくぐって、
よっこらしょーと出て行きます。
ほとんど障害物競走(笑)
そして、ここはナオ(私)の家。
つまり、私が自分の家から出入りする時には、
もれなく障害物競走がついてくる(笑)
稽古場のバミリだけでは、予想できなかった、この現実!
でも、「え?ここから?」みたいな話は、
毎回のようにあるんですよね。
「見よ飛行機の高く飛べるを」の舎監室なんて、
もう究極の障害物競走でした。
「見よ」ウラ話&ウラ写真(その26) 舎監室、驚愕の実態!
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1966037908&owner_id=10884547
しかし、人によっては、今回、
これどころじゃない!って状況だった人も・・・。
(つづく)
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