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2019年10月14日13:09

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『カチナシ!』ウラ写真&ウラ話(8)道具類イロイロ

稽古場の小道具といえば、
とりあえず、そこらへんにあるもので代用する、
毎度おなじみ「とりあえず道具〜」が普通ですが、

この作品は再演。
その上、劇団さんの稽古場があるので、
初演の物が保管されている!

なもので、
「稽古のときから本物を使える」という、
極めて珍しい環境でした。


*なぜ「とりあえず道具」が必要なのかは、こちらにバッド(下向き矢印)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1965746123&owner_id=10884547&org_id=1965733906


とはいえ、
劇場に入れば、きちんと置き場所を決めるのですが、
稽古場では、とにかく「置けるところに置く」状態。
フォト

見つけやすい所に置いておいて、
出の前に自分の小道具をひっつかんで、出て行きます。

といっても、

みんなが勝手に置く

 ⇒上にどんどん積み重なる

  ⇒またまたその上に、
   「おいっ、こんなところに台本置いたヤツ誰だっ!」

みたいなこともあり、

小道具スペースがカオスになっていることも、
よーくあるのです。


そんな中でも、かなり危険なのが、

どこかに紛れ込みやすく、
ポケットに入れっぱなしにもなりやすく、
大勢が付けたり外したりして、
置きっぱなしにしやすい、

これ。
フォト
フォト

せせらぎの里の入館証。
外から来た人間は皆ぶら下げています。

なんだけど、これは
きっちり人数分しかない!

いや、きっと予備の用意はあったと思います。
だけど、最初からたくさん出したら、
それこそ、ポケットにいくつも入れて気づかない、
なんて輩が出てきかねない。

だから、1人1個。当然です。

なので、私は誰かに持っていかれないよう、
常にハンドバックの中に入れておきました。

これ、どこの現場でもそうなんです。

自分のものは、自分でしっかり管理する!
これが稽古場と楽屋の鉄則!

そう、楽屋もすぐにどっか行っちゃうんですよね〜。

その昔、私のハサミが楽屋で行方不明になり、
あっちこっち探していたら、

なんと・・・、

男楽屋で、
オジサン役者が、
スネ毛を切っていたふらふらふらふらふらふら


ここまでじゃなくても、
とにかくどこに行っちゃうかわからないのが、
稽古場と楽屋なんです。


しかし、今回、意外にややこしかったのが、
この入館症の付け外しでして・・・。

これが必要なのは、せせらぎの里の施設内だけ。
なんだけど、
ふっとそのままぶら下げて出て行っちゃったりする
軽いから、下げてるのを忘れちゃうんです。

特に移動の多い、郷田・笹原の記者コンビは、
毎回、出ハケのたびに取ったり外したり。
かなりややこしそうでした。

そりゃそうですよね。
実際にいるのは、常に同じ舞台上なんだから(笑)


  (つづく)
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