透明駒には、以下のような取り決めもあります。(7) 透明駒は、作意・変化・紛れで異なる駒種になり得る。 透明駒は、作意・変化・紛れの全てで同一の駒種である必要はありません(勿論、存在する枡も同じでなくて構いません)。あくまでも、一続きの手順の
では、ここからはかしこ詰を扱いましょう。例6 かしこ詰 1手(透明駒 1+0) 作意はX迄1手詰です。これで詰んでいることがお分かりでしょうか?仮定(2)より攻方は王手をかけていることだけは確かですが、指した本人ですら何の駒をどこに動かして(或いは打
では、今度はレトロ解析を必要とするタイプの作品をご覧に入れましょう。例5ばか詰 1手(透明駒 1+0) まず考えるのは「透明駒はどこにいるか?」です。例えば、先手の持駒になっている可能性はあるでしょうか?これはありませんね。何故なら、現在先手番
例2ばか詰 3手(透明駒 1+0) 初形で王手がかかっていると、現在先手番であることに矛盾するので、攻方の透明駒は24、25のどちらかにあります。では、どちらにあって、その種類は何なのでしょう? まず、X、13玉!と進めてみましょう。2手目に13玉と指せる
透明駒とは、盤上又は駒台のどちらかに存在するが、どこにあるかも、そして何の駒であるかも分からない、そういう駒です。但し、その正体は飛とか桂とか、とにかく普通の将棋の駒。ですから、40枚の駒のうちの何枚かが、突然魔法使いの悪戯により透明にされ