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2020年05月09日22:29

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第2回透明駒解答選手権の解答・解説(後編)

6 馬屋原剛
フォト
ばか詰 5手(透明駒1+0)

X、58玉、X、69玉、68龍迄5手詰。

 67桂を利用した詰め上がりを考え出すと、泥沼にハマります。実はこれ、3手目Xが67銀の可能性をなくす為だけの配置。2手目で透明駒は角か銀に限定され、3手目でそれがどこに動こうとも68への利きは残るので、これで詰んでいます。

ほっと−透明駒が判明しないまま詰む形は意外と難しい。
太刀岡甫−盲点をつく詰上り。軌跡の限定が面白い。
まゆしぃ−意外な詰上がり位置。
Pathfinder−67桂配置は詰上がりに寄与すると思い込み、中段での詰上がりをひたすら考えてしまった。3手目どこに動いても詰み、というのは不思議な感覚。
風みどり−(6)は飛車合をとったり桂馬を跳ねたり一通り考えてから初手に気づきました。
茶園伸吾−全く手が出せず。手掛かりが少ないのは難しい…。
あいば−解けませんでした。詰上りの形を探す系は苦手。
☆この二人を倒したというだけで、十分存在価値がある作といえるかも(笑)。


7 馬屋原剛
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ばか詰 5手(透明駒0+3)
*作意不成立(不詰)

 これが今回の問題作。作意は82銀、83玉、73銀成、同X、92角成迄5手詰というもので、73銀成とワンクッションおいてから角が成ることで、94透明飛の可能性を消す心算だったのですが、ほっとさんより「これだと玉方の透明駒が92歩+94飛の場合詰んでいない」と指摘あり。言われてみれば簡単なことなのに、何故それまで気付かないのかなあ(泣)。余詰はともかく、不詰だけは出すまいと思っていたのですが…。無駄に悩まされたみなさんには、心からお詫び申し上げます。本当に済みませんでした。

尚、作者からは、次のような修正図が届いております。

(7の修正図)
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ばか詰5手(透明駒0+2)


8 高坂 研
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ばか詰 5手(透明駒1+1)
*余詰

 殆どの解答者は、X、68飛、X、57玉、48金という順を答えられてきたのですが、実はこれも余詰順。では作意はというと、X、57玉、X、68飛、48金というものでした。要するに手順前後成立という訳。一応、攻方57歩追加で修正図としておきます。
 短評もすべて余詰順に対するものなので、割愛させて頂きます。


9 高坂 研
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ばか詰 5手(透明駒1+1)

71角、42玉、X、53玉、52飛成迄5手詰。

 4手目53玉とすることで3手目の着手が62飛に確定するので、5手目の両王手が可能になります。解図時には、詰め上がりがすぐに見えたかどうかで明暗が分かれたようです。

上谷直希−「手掛かりがなさすぎるから両王手だろう」と決め打ちしたら解けた。
ほっと−どこかで見たような気もするが、無駄が無く気持ちいい。
太刀岡甫−この枚数でできるのはすごい。
まゆしぃ−玉が広くて苦戦しそうな気がしたが、すぐに両王手の形を発見。
NZ−両王手で詰ませるしかないと決め打ちして解きました。
たくぼん−これは詰上りが見えたので一目でした。
☆解けた人の短評ばかり並べると、簡単な作に見えてしまうなあ(笑)。


10 馬屋原剛
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ばか自殺詰 4手(透明駒0+2)
2解
*余詰

(1) 26馬、同X、16飛、同X迄4手詰。
(2) 18馬、同X、27飛、同角成迄4手詰。

 トリは玉が透明駒のばか自殺詰。1解目では、26馬-16飛という着手から後手の透明玉が15にいることになり、この馬と飛を取ったもう一つの透明駒が飛であることも確定しますから、これで詰。
 同様に2解目では、18馬-27飛という着手から29玉が見え、3手目が王手放置でないことから18角も確定します。よってこちらは最終手が角成であると宣言することができます。
 プロブレム用語を使うと、本作のテーマは玉方透明飛/角のODT。恐らく作者は初めてこうしたツインを作った筈ですが、ツインの処女作がこのレベルなのは流石です。

 残念ながら、本作も59飛、49角、18馬、同X迄で余詰んでいました。作者からは修正案が届いていますが、できることなら最初からこちらで発表したかったですね。

(10の修正図)
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ばか自殺詰 4手(透明駒0+2)
2解

総評など

上谷直希−最近私は透明駒のことばかり考えています。透明駒関連のイベントが増えてきて嬉しい限り。盛況を願っております。
☆お陰様で、大盛況でした!
ほっと−不詰はともかく、難易度と時間はこんなものでしょう。ということは普通の人にとってはチャンピオン戦級だったと思われます。レトロ系が無いのはやや物足りない、かも。
☆実はレトロも用意していたのですが、選題担当の馬君によってボツにされてしまいました(笑)。次回はまた復活させたいですね。
まゆしぃ−前回よりは全体的に解きやすかった印象。
NZ−前回に引き続き楽しませていただきました。ありがとうございました。
エビshrimp−僕のような初心者にとっては難問揃いでしたが、楽しかったです。解説も楽しみに待っています。
たくぼん−フェアリー系がない分、苦戦しました。適度な難易度で面白かったです。
☆こういう意見もあるし、次回はまた「透明駒+フェアリー」にしようかな。
Pathfinder−GW中、仕事の合間に解きました。90分では解けませんでした。
☆お忙しいところ御参加頂き、有難うございました!


解答成績発表

 ではお待ちかね、解答成績発表に参りましょう。今回の成績と順位は以下の通りです。

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 ご覧の通り、今回は満点が4人も出ました。本来なら消費時間で順位をつけるところですが、不詰作があったので、今回は同率1位としています。ということで、第2回透明駒解答選手権の解答王は、ほっとさん、吉岡さん、太刀岡さん、そしてまゆしぃさんの4名ということになりました。おめでとうございます!
 尚、作者当てでは、10題中8題の作者を的中させた茶園さんが優勝です。特に馬屋原君は透明駒の発表作が殆どなく、作風がよく分からない筈なのに、この的中率はスゴイですね。
 解答に参加して頂いた人数は23名と、前回の13名から倍増し、また参加者の平均点も60.86点と、前回の42.7点を大きく上回りました。透明駒の裾野が少しずつ、着実に広がりつつあることを実感しております。
 ではみなさん、今度は第3回透明駒解答選手権でお会いしましょう!

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