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2018年08月27日22:12

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私家版・中編名作選補遺(6)

(6) 植田尚宏
フォト
(近代将棋 平成12年6月号)

22銀成、同玉、42飛成、32金、23香、11玉、21香成、同玉、
33桂、11玉、23桂、22玉、21桂成、同玉、31桂成、11玉、
23桂、同金、21成桂、同玉、33桂、同金、22香、11玉、31龍迄25手詰。

 綺麗な実戦形から、四枚の桂があたかも風に舞い散る桜のように消えていく、軽やかで儚げな手順が紡ぎだされる。植田作品を理解するのに小難しい理屈はいらない。ただ感じればいいのだ。
 尚、角氏から以下の先行作があることを教えて頂いたので、これも引用しておこう。手順は41飛成、22玉、42龍以下ほぼ同様である。

参考図(伊藤 果)
フォト
(報知新聞 平成5年11月9日)
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