(5)川端正一
(詰パラ 平成元年3月号)
24角、14玉、13角成、同玉、46角、24角、同角、14玉、13角成、同玉、
35角、24角、同龍、12玉、13龍、21玉、12角、32玉、31桂成、同玉、
53角成、32玉、33歩、41玉、23角成、同歩、11龍迄27手詰。
角捨合を含む繰り返し手順はあくまでも軽く、35角を据えてからも自然な流れに沿って収束する。隅々にまで気を配った端正な短編のイメージが強い作者だが、本作のような軽趣向でもやはりその作風がにじみ出ている。
唯一惜しまれるのは45歩の配置だが、これは17手目から11桂成、32玉、21角、41玉、42歩以下の余詰筋を消したもの。
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