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2018年07月30日22:15

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続・透明駒源泉館(解答編 その1)

(1)
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バカ詰 1手(透明駒 0+1)

23龍迄1手詰。

 出題図で22に玉方透明駒がいるのは明らかだが、23龍と指した後、その透明駒で龍が取られることはないのだろうか?この問に答える為には、レトロ解析をしてみる必要がある。

(透明駒は22歩?)
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 例えば、22の透明駒が歩だったとしてみよう。現在先手番ということは、直前に後手の着手があった筈。そしてその手は、22歩打しかない。更にその直前の手は41龍→32のように龍を動かす手か、或いは22銀→31銀生のいずれかだが、どちらにせよ更なる後手の逆算は不可能となってしまう。つまり、この局面はillegalなのだ。
 すぐに分かるように、逆算が行き詰まる原因は、直前の後手の手が22に駒を打つ手だったことだ。ということは、逆算可能になる為には、直前の後手の手は移動合でなければならない!以上より、直前の後手の手は13角→22であり、23龍で確かに詰んでいることが証明された。
 ちなみにこの作、条件を「完全透明駒1枚」としても成立している。


(2)
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バカ詰 3手(透明駒 0+1)

22飛、13玉、24角迄3手詰。

 初手22飛が指せることから、22が空いていたこと(つまり、11馬で先手玉に王手が掛かっていたこと)と、34か35に玉方透明駒がいることが分かる。しかし、もし35に玉方の透明銀がいたとすると、最終手を取られてしまう。これは本当に詰んでいるのか?

(透明駒は35銀?)
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 しかし、35に玉方透明銀がいることは有り得ないことが、簡単なレトロ解析で証明できる。出題図において、11馬が先手玉に王手をかけていたことを思い出そう。この王手はどのようにしてかけられたのだろうか?すぐに分かるように、このような王手をかけるには、22にいた玉方透明駒によって開き王手するしかない。すると、34又は35に玉方透明駒がいることと合わせると、出題図に至る後手の着手は22透明桂→34(ここで何か先手駒を取っている)という着手しかない!この透明桂は勿論24への利きを持たないので、確かに作意順で詰んでいることが証明できた。

 尚、持駒の使用順序を逆にして34角、13玉、14飛?だと、4手目同Iと22透明桂を主張されて逃れ。作意と紛れでいずれも透明駒が桂というところに、対照性と統一性を感じて欲しい。


(3)
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バカ詰 3手(透明駒 0+1)

88飛、97玉、87金迄3手詰。

 同様の筋なので、上の(2)が理解できればこちらもすぐに分かる筈。初手88飛は、75に玉方透明駒がいること、そして初形で99馬により先手玉に王手が掛かっていたことを主張している。75にいる玉方透明駒が桂ならば最終手は取られてしまうが、これもまたあり得ないことがレトロ解析により証明できる。

(透明駒は75桂?)
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 初形で先手玉に王手が掛かっていた場合、99馬による王手はどのようにしてかかったのだろうか?盤面に見えている駒で開き王手は不可能だから、やはり透明駒で開き王手する他ない。つまり、後手は直前に77飛→75飛生と指したのだ!
 以上より、75の透明駒は飛であることが分かったので、作意順で確かに詰んでいることが示された。
(つづく)
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