(16)畠山広吉
(詰パラ 昭和63年1月号)
43飛、31玉、21金、32玉、42飛成、同玉、43金迄7手詰。
秋田でコツコツと手筋ものを作り続けた作者。氏の作品はどれも、昔懐かしい郷土玩具の匂いがする。
(17)駒三十九
(近代将棋 昭和62年6月号)
32香、同飛、13角、41玉、33桂、同桂、31角成、同飛、42飛、51玉、
52飛成迄11手詰。
捨駒で打った角を一拍おいて再度捨てる、この捨て味の良さ!構想派の作者だが、手筋ものを作らせても実に巧い。
(18)勝 亮三
(将棋世界 昭和59年4月号)
51と、同玉、42銀、61玉、53桂、同馬、51銀成、同玉、42角、61玉、
71桂成、同馬、51角成、同玉、42香成、61玉、62飛成迄17手詰。
馬を無力化するための打ち換えの反復。と金、銀、角とだんだん大きな駒になっていく、そのリズム感が心地よい。
ログインしてコメントを確認・投稿する