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2015年03月18日22:52

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プロパラを振り返る(124)

 51号には、若島さんがFIDE ALBUM Annexe(ALBUMには今一歩届かなかった佳作を集めた作品集)から好作を3作ピックアップして、それに簡単な解説を加えているページがある。今日は、それを丸ごと引用することにしよう。

(C107)M.Hoffmann(Idee & Form 2000)
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#10(9+7)

1.Kf4! Kd2 2.Kf3+ Kc3 3.Rf4 Kd2 4.Rxd4+ Kc3 5.Rf4 Kd2 6.Rh4+ Kc3 7.Kg4 Kd4 8.Kf5+ Kc3 9.Bf4 Kd4 10.Bd2#

 いきなり1.Bf4?とやるとstalemateなので、Pd4を食って黒Kに逃げ道を与えておくという、いわゆるforeplanもの。白のKとRがswitchbackするが、7.Kg4とする手がうまく、これで6.Rh4+の移動も限定になるという仕組み。
 簡単で、目新しさはないが、うまくできていると思う。

(E112)F.Abdurahmanovic, Bernd Ellinghoven
(Suomen Tehtavaniekat 1998-99, Comm.)
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H#4.5(3+5)

1...0-0 2.Ke2 Rf2+ 3.Ke1 Rh2 4.e3 Rh1 5.e2 Kg2#

 まったくやさしいが、キャスリングを使った白Rのcircuit。おもしろいことを考えるものだ。

(G37)U.Heinonen(Jubilee feenschach-50 1999, 3rd Prize)
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SH#6 2sols.(4+6)

1.f1=Q 2.Qxh3(Bf1) 3.Rf6 4.Rd6 5.Bf7 6.Be8 Bxh3(Qd8)#
1.f1=B 2.Be2 3.Bxd1(Rh1) 4.Be6 5.Rf8 6.Re8 Rxd1(Bc8)#

 憎たらしいほどの小技の冴え。力任せではなく、こういう力を抜いたHeinonenの方が、私は好きだ。

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