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2014年11月24日22:01

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Orbit研究(159)

 今日からしばらくは、31号のOriginalsの中から作品紹介をしていくことにしよう。

(8)Semion Shifrin(Orbit no.31)
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H#2 b)Bc5→c3, c)Sb5→e7(5+4)

a)1.Bxd6 Rd5+ 2.Ke4 Sc3#
b)1.xb5 e4 2.Kd4 Rd5#
c)1.xe5 Sb7 2.Ke4 Sc5#

 cyclic Zilahiだが、2手目に黒Kが行く場所はいずれも初形では白の利きが2つ重なっている為に、mating positionの想定がし辛くなっている。

(9)Fadil Abdurahmanovic, Zivko Janevski(Orbit no.31)
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H#2 4sols.(7+5)

1.Qd3 Bd4 2.Kc2 Re2#
1.Qd1 Re2+ 2.Kc1 Be3#
1.Qe4 Rd1+ 2.Ke2 Bh5#
1.Qf2 Rd8+ 2.Ke3 Re1#

黒Qが白の利きを遮り、それからそのラインに黒Kが入るという、所謂anticipatory self pin。これを4枚の白駒全てに対して実現し、しかも使用駒数はたったの12枚(これをmeredithという)!スゴイという他に言葉がない。

(10)Josip Varga, Fadil Abdurahmanovic(Orbit no.31)
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H#2 2sols.(5+10)

1.Bc6 d8=R 2.Re3 Qa5#
1.Se8 xe8=Q 2.Qc6 Qd8#

作意を見ただけでは何を言いたいのか分かり難いが、実はもし白が初手を一手パスできるなら、それでも同様に詰めることができる。即ち、P成はいずれもtempo moveになっているというのが作者の主張だ。

(11)Menachem Witztum, Jean Haymann(Orbit no.31)
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H#2 2sols.(10+11)

1.Sd5 Rf3+ 2.Kxf3 Rf6#
1.Sc4 Rf4 2.Kxf4 Rxg6#

黒Sによって遮断されたラインに対して白Rのactive sacrificeが綺麗に決まる。ただ、黒の初手の意味が二重になっているのはやはり減価事項だろう。(Bg8の利きを止める意味もある)
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