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2019年09月23日14:44

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突如、倍賞千恵子のコンサートに!

 昨日は、久し振りに美容院へ行って、午後は ゆっくりする予定でした。
この日は、妹たち三人が、滅多にないことに、夏前からチケットを買って予約して
いた「倍賞千恵子・コンサート」の日。場所は神戸の国際ホールです。

 私も誘われたけど、倍賞さんのコンサートは 目の前で聴いたことがあるので辞退、
2013年5月、有森裕子さんの資料館「アニモ ミュージアム」の前庭にテントを張って
そこで倍賞さんが歌ったのです。ナマの声でですよ! 小六さんもご一緒でした。 

 観客は、百数十人?って感じ・・。場所は、旭川の土手を少し入った処。道は狭く
場所も分かりにくい。駐車場も少ない。当日は臨時駐車場もありましたけど。
その日は、バザーもありました。有森さんもお母様も、ナマでお目にかかりました。

 なのに何故、私が神戸のコンサートに?
実は、妹の一人が 会議で行けなくなり、姪っ子にバトンタッチ。処が、その子が
ひどい咳・風邪でアウト.。もう一人が肩が激痛で動けない。企画した次女が高熱で
完全にダウン。歩くことも出来なくなったと、緊急連絡。
 
 チケットは 高熱の次女が持ってるので、その娘がキップを届けがてら 観ることに。
もう一枚は、姪っ子の母がダンスを教えに行った帰りに観てくれる。あと一枚は、
結局、 私が新幹線で行くことに・・。開演三時、大慌てのドタバタ劇でした。

 間に合いましたが、S席なのに中央より少し後ろ。肉眼では表情が見えにくい。
双眼鏡を持ってったので、よく見えました。「アニモ・ミュージアム」以来、六年が
経っています。強烈なライトの下で見た 彼女の老化のほどに 驚きました。

 美女も老化には抗えないことを知りました。でも、あの声で 童謡などメドレーが
続き、「さよならはダンスの後に」になったので大いに期待しました。処が、すごく
編曲されていて、大好きなあの曲でなく部分部分があの歌だっただけ。ガックリ・・


 そして マイクですが、歌の時は使うのに、ベンチに腰掛けて本を朗読したり、
小六さんと二人でトークする時は、使わない。マイクは、手に持ったまま下です。
ご両人が笑って、観客で笑うのは 前の1/3ほど。私達の後ろは誰も笑わない。

 私も聞こえてるけど、正確には何を言ってるか判りませんでした。会場は、多分
2000人は入れる大ホール。新宿の末廣亭じゃないんですから、トークやベンチでの
モノローグでも、マイクは使って欲しいと思いました。隠しマイク、使ってたかも
知れませんが、マイクなしの声は聞き辛かった・・。

 観客は、倍賞さんのフアンゆえ、さすが高齢者が多かったです。それなら、
難聴気味の人もいたでしょう。舞台のご自身は十分聞こえても、天井桟敷辺りでは、
早口トークは把握しかねたんじゃないでしょうか。

 数え切れないほどコンサートなさってると思いますが、誰もそんな苦情は言わな
かったのでしょう。ご夫妻が、にこやかに手を振って幕が降りたので、「 休憩?」
と思ったら、それでお終いでした。


 ナマの倍賞さんを、見たくて聴きたくて、遥々 訪れた人も多かったでしょう。
折角の単独コンサートですから、最後は、訪れた観客に お礼の挨拶くらい述べたら
よかったのに、と思いましたが、田舎っぺの「無い物ねだり」でしょうか。

 寅さんなら「よく来てくれたな。気をつけて帰ってよ〜」くらい言ったでしょう。
観客の中には、背中が二つ折れになってやっと歩いてる老婦人も何人かいました。
大ホールは、末廣亭とは違うのです。そして、一期一会のお客なのです。

 最後は、下りかけた幕の向こうを二人で手を繋ぎ、観客に斜めに手を振りながら
歩いてる途中で幕が完全に降りました。何か・・誠意が籠ってない気がしました。 
アニモ ミュージアムでは、目の前の観客に 丁寧にご挨拶なさった気がします。

 次女は、父が亡くなった時、三女と四女が 赤ん坊と幼児で、父を写真でしか
知らないので、可哀想だ、と言っては、時々、こんなサプライズの贈り物をします。
今回は 生前の父を一番よく知ってる私が、その贈り物を貰いました。恐縮です。
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