ビジネス系番組、がっちりマンデー!!から
儲かるニュータイプ農業
大変で後継者不足、衰退産業と思われた農業
ミニトマトが倍の値段で売れる栽培法とは？
サカキを二毛作で栽培、全国展開で年１億円
メルカリ風、農作物の販売法
ウド鈴木、弟が米農家を継いで、６次化展開。おにぎり屋さんを開店した。
１栽培法が新しい
大阪・和泉市、キノシタファーム
５千坪の温室でミニトマトを栽培、販売している。
近所のイオンモールに卸しているが、通常の倍の値段なのに、最大６００パック一日で販売（通常商品は３０パック程度）
＜一度食べたら止められない甘さがその秘密、スタジオで試食した加藤浩次も虜に
その栽培法とは？
肥料袋農法「バッグ栽培」
土作りはプロである肥料会社にまかせて、１袋２０００円でミニトマト専用の土に肥料を混ぜたものを購入。そこに苗を植え、水量は点滴でコントロールし、甘さを増している。
トマトが甘くなる理由
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露地栽培だと、ハウス内であっても豪雨などでは周辺からの水分が土壌を浸透してきてしまい、絞りきれない＞＞肥料袋で栽培すれば、農地と接していないので完全にコントロール可能
露地栽培だと、周辺に自在に根を張っていたが、袋の中にしか根を出せない＝トマトにはストレスに
二つの相乗効果で、平均糖度８以上（通常６前後）の甘いミニトマトが栽培できる。
２サカキの二毛作栽培
実は神棚にまつるサカキ、は、月に２回ほど一束２００円を二束、交換するもの。ほかに神事でも使われるので、年間７０億円の市場規模だった。従来は９割中国からの輸入だったが、国産で高品質、にしたことで、年商が１億円に。
可能になったのは、「農地で農業をしている場合に限り、太陽光パネルを設置して売電してもよい」という農地法改正(2013)による。ところが、農業後継者不足で太陽光パネル、という農家にとっては何を作るかが最大の課題だった。
そこに、サカキ栽培が着目。実は、サカキは天然物は杉林の林床など、日陰で作る（＝日向だと葉っぱが黄色く日焼けしてしまう）もの。ところが天然林では斜面から採取するので、手間がかかり大変。一方の、太陽光パネルの下、は、平地の農地で歩きやすく、適度に通風がよく、適度に日陰、なので、サカキ栽培に最適だった。太陽光パネルの設置者は、サカキ栽培で雑草を取り除いてくれるのでメリットがあり、地代は無料で貸し出せる。栽培業者は土地代無料の栽培地確保、で、両者ウィンウィンの関係。
３栃木の無農薬農家
こだわりの栽培、をしていた農家の悩みは、農協を通じての販売は安定しているものの、生産方法の工夫などの付加価値が反映されないこと。道の駅直売所などで販売すれば、固定客がついて付加価値も付けられるが、限界がある。そこに目を付けたのが、農業ＩＴ「食べチョク」ビビッドネットという会社。ネット上に、特定のスキルのある農家だけの販売サイトを設置し、２割の手数料（直売所と同じくらい、農協経由は５−７割）で農家に開放。注文が入ると農家が直接商品を箱詰めして宅配便で配送する。
農家のメリットは、無農薬、など、こだわりの栽培法に見合った価格を自分で設定し、コストに見合った販売価格を手に入れられた。
消費者は、市場を経由する場合（収穫３−４日後）より圧倒的に新鮮（収穫翌日も）な野菜を入手できる。
「野菜嫌いの子供が食べてくれるようになった」
食べチョク、は公表していないが、番組推定二桁億の売り上げを上げている。
単に栽培法のこだわりだけじゃなく、目を留められる工夫を栽培者も。栽培するのは定番だけでなく見かけない名前のモノ、お洒落の演出で英字新聞に手書きメッセージでリピーター獲得も目指す。
スタジオでは「いままで本物のチンゲンサイ食べてなかった」と感動する加藤浩次
今後注目、は苗栽培のハルディン、コロナ自粛で自分で作ろうとした人に台注目されてる。
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