mixiユーザー(id:1077509)

2020年03月28日20:14

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ナンバーワン、なんばー千

スポーツ専門誌Numberが千冊のアニバーサリー!
フォト

買うしかない!

と買って帰ってきたら、冒頭のイチローのインタビューだけで元がとれた気がする。

1980年に創刊、だから、中3か。ナンバー1を雑誌の名前にするなんて、なんという安易な、と思ってバカにしてた気がするが、大学に入り自由に本屋で買えるようになると、節目節目で買う雑誌に。特にフジテレビが地上波でやってたF1全盛期には、F1特集のたびに買ってたはず。大量の段ボールをひっくり返せばどこかから出てくる。

別冊付録は、アイルトンセナという故人からウサインボルト、浅田真央など日本人も含め40名の金言集。努力、を語ってる人が思いの外多い、という感想。こういうの好きな人には愛蔵版だろうね。

特集のトップが唯一9ページのイチロー。写真だけのページもあるが。

とんでもない、と、思った部分を抜き書きしてしまう。

ー子どもの頃に野球に触れるようになってから、自分はナンバーワンだと初めて実感したときのことは覚えていますか?
イチロー(以下イ、と略)、子どもは自分のことを過大評価しますからね。小学校6年のときに全国大会へ出場しましたが、あのとき、優勝もしていないのに、僕よりもすごい選手はいないと思ってしまいました。
ーその自信の源は何だったんですか。
イ、僕よりも速い球を投げるヤツがいなかった、ただそれだけです。中略。その後の中学、高校でも大した選手はいませんでした。
中略
ーいったい、どういう能力にそれほどの自信を持っていたのでしょう。
イ、みんな、がんばるんです。がんばって何とか結果を残そうとするんですけど、僕はがんばらなくても結果が残る。とくに高校に進んでからは、身体が大きい選手はいても野球がうまいと感じさせる選手はいなかった。
ー野球がうまいと思わせるためには何が必要なんですか。
イ、先を見る能力はその一つです。(ピッチャーとしてのセオリープレー)今の時代、情報が溢れていて、当たり前のようにそういうプレーも知っているでしょう。でも、知っているからできるのではなく、想像を働かせてできることが大事なんです。知ってるだけではそれしかできません。でも、想像を働かせれば、できるプレーは大きく広がります。オーバーランするかもしれないと見越して投げてアウトをとる、これ、中学のときの話です。うまい雰囲気出てるでしょう?(メジャーでの想像力プレー)こういう種類のプレーは頭を使わなくてはならないので、人とは違う雰囲気が出ます。
(引用は以上)
想像力、が、彼の口からでるとは思わなかった。

不要不急の外出は自粛。

で、前日にスーパーで行列して買い物、なんて、この典型。想像力、動かそうと言う発想は、ほとんどの人には無いんだよね。毎日棚に並ぶ食料品は、棚に並ぶだけ毎日配送されるのが普通で、それを普段買わない人が数人買っただけで品切れになる。余計なことに、そういう棚を撮影してSNSに載せたりするとたちまち買いだめパニックになる。

自分が日々買い物できている背景に何が動いているか、もちろん想像する必要はないから想像しないで良いんだけど、こういうことが起こったときに、想像できる癖があるか、否か、で人間としての動きが変わってくる。

これを彼の口で聞けただけで、特別価格750円の価値が十分にありました。

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