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2020年02月20日02:26

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裁判員裁判顛末記 公判編

裁判官3人 裁判員6人 補充裁判員3人の12名が揃った所で
いよいよ公判(いわゆる裁判)が始まります
事件によっては補充裁判員の人数は増減することもありますが
裁判官と裁判員は決められているそうです

ちなみに裁判員と補充裁判員は
最終的な決定権の有無以外役割に違いはありません
裁判員に欠員が出た場合は補充の方が裁判員に繰り上がります

余談ですが某障がい者施設での事件の裁判は
補充裁判員が6名選任されています



さて第1回目の公判が始まります

先ず検察官から今回の事件の起訴状が読み上げられます

「被告人は平成〇年〇月〇日午前2時頃 JR中山駅前にて
被害者の顔面を殴打しその場に転倒させた
その際被害者が後頭部を路面に強打し急性硬膜下血腫により
同日死亡させたものである  罪名 傷害致死」


続けて弁護側から被告人の罪状認否です

「今回 被害者を殴って転倒させ
死亡させた事に間違いはありませんが
それは酔って第三者に絡んでいた被害者から
第三者を守ろうとした正当防衛です  無罪を主張します」

(検察・弁護双方共 内容は要約して書いています)


なんと今回の争点は犯罪自体では無く
正当な行為として認められるかどうかという点でした


裁判官の方曰く 難しい案件だ・・・ そうです (汗


つづく
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