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2021年04月23日05:12

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黄金の行脚39(サラリーマン徒歩日本全周)

膝の手術後にはリハビリが不可欠。

　要　急
【１日目　４月１７日】

　山口県長門市の上小田バス停9:00スタート

　まずはここへ行くのに

ここへ寄り道。気持ちの良い涼しさ、岩礁に降りていきます。

へさきをと考えたのだが、釣り人が思い思いに陣取っていて断念。

　この辺りは凄く快適
涼しい通り風と木鳴り、民家は木々に隠れていて落ち着ける。

そんな中に以前より憧れるカフェがあった。
残念ながらこの状況下で長期休業中状態。ああ、利用したかったなぁ。

　ここの商店も休業、締まらんなぁ

　ここでバスのつもりだったが
あまりに気持ちいいので小田まで進んで丸く輪を書くことに。

　長門市駅に出て電車で移動

　ここからナイトロングの18:30発

　に備えてカレー充填
非常に快適、正直不安を覚えていたが来てよかったなぁ。
闇から響くどどんどどどんという日本海らしい波濤音も心地よい。
しかしいやに寒いなあ。気温というより風が冷たい。
駅舎を辿っていくが、風除けに適さないところばかり。

救いはまだ自販機にホットがあること。

　それで暖をとりつつおやつを食す

　県境またいで山口県に戻ってきた

本日の上小田バス停からの歩数　56,549歩

【２日目】

　それなりに気温はあるのになあ

　頼みのここも長居できない
たまらずトイレで万が一にもと持参したネックウォーマーと手袋装着。
熱ホッカイロはとっくに投入。が、寒風が強まり歯を食いしばる。

　一縷の望みかけて遠回り

江崎駅、待合室の奥行きが深くベンチ、扉も閉まる！
ようやく３0分弱横になり足を休ませることにする。

！！なんだなんだ？！
闇の中ドオオという音で起こされる。まだ10分しか経っていない。
窓から透かし見ると、屋根から滝のような水流。
激しい雨に変わっていた。外へ出てみると寒い！！
この雨でさらに体感数℃下がった感だ。
にしても危うかった、寄り道していなければ、ここの待合室が使えなければ
おそらく唐突な雨でずぶ濡れになっていたろう。

だが、長居は出来ない。覚悟を決めて雨の中踏み出す。

どうにか須佐駅まで来たが、待合室は閉まりロッカーも使えない。
雨は止んだものの軽く湿った体に寒風がおそろしくキツイ。
ここで最終の時間調整して、須佐ホルンフェルスでの夜明け時間とする
つもりだったが、現地のトイレにでも望みを託すしかないか、と先へ。

ここから先、どんどん向かい風が酷くなり、歯を食いしばりすぎて
歯が全部痛い。どうにか急坂を耐え忍んで辿り着いた先には、

風除け出来るとこなんかなんもありませんでした。

　レストハウスのテラスでベンチを横にし
その影に縮こまって時を耐え忍ぶ。20分ほど待ちヘッドランプが不要になったと
判断、追い立てられるように遊歩道をホルンフェルスへ。

　凄まじい突風だぁ

　煽られつつも慎重に降りる
おおう、たしかに美しい地層だ。

　須佐ホルンフェルス
遠景撮ってさて一番奥の断層に触れてみようと数歩進んだところで
腰までの大波が目の前の岩棚を洗っていった。茫然。

岩ミフと断崖の写真をともたもたやらず踏み出していたら、、、、

　戻りもますます波濤が高まる

　すごい宿屋だ

　このごちゃごちゃ感

駅舎というほどのものもなくあまり休めないが、続く奇岩が目に楽しい。

杖を浸したりしつつジオパークを堪能する。

　風も少し和らいだようだ

木与駅、見た目がかわいいので駅ノートあるかなと思ったが中は殺風景。
結局今回は一度も駅ノートと出会わなかった。

さて、寒風でギチギチに固まった肩首の傷みを取るための起死回生の一手、

道の駅発祥の地だという道の駅の温泉施設。

　ありがたいことに
人はそれなりに多かったが、なぜか温泉は空いていた。
ゴールの東萩駅にむけて、まだまだ楽しい海岸線が続く。

一つ手前の越ケ浜。こういう路線沿いの歩きの楽しみの一つとして

スタート駅からとゴール駅までの料金の比率をみて進捗率を推し量ること。
益田駅まで990円東萩駅まで150円、ああ、やっと終わるなぁ。

恵比須ｹ鼻造船所跡、

　みみ友の萩反射炉と進み

ゴール手前のしーまーとでちょっと早い祝杯。
ヒッチハイクで日本一周中の青年と少し歓談
この情勢下でも結構乗せてくれる方は多いそうだ。

ゴール。12年ぶりだが横ビルが寂れてしまっていて少し淋しかった。
ここで杖を仕舞い、新山口駅行きのバスで撤収。
とりあえず膝がすわった感があり、リハビリにはなったのかと思う。
とりま山口県での歩きはこれでラスト。
やりすぎ感もある新山口駅にて、ありがとう第二の故郷山口、さようなら。

本日東萩駅までの歩数　79,365歩