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2020年09月28日00:02

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スティール・ボール・徒歩38後編(サラリーマン徒歩日本全周16)

約束の場所
【３日目　９月21日】
０：００出立。寒い。10℃前後か。

　音ケ瀬橋から北へ
真っ暗な静かな山間を黙々と進む。
しかし、星空が凄い。粉砂糖をまぶしたようだ。
カシオペアまで粉まみれ。恐ろしいことにヘッドランプ
弱ならつけたままでも粉まみれ。
過去見た星空でも一位二位を争うかも。
でも寒いわぁ。

ようやく椎葉と五ヶ瀬の境の国見トンネル直前の酒屋でホットありの
自販機と遭遇。ブラック最後の１本だった、ああありがたや。

　３キロ弱。中は数℃高い
このトンネル内で夜中に人と遭遇。
相手は短パン一丁の総白髪のおっさん。びびったわ。
おそらくは前々から少し暖かいトンネルでジョギングに励んでいた
のだろうが、多分一番驚いたのは
そのあと通過していった車のドライバーだろう。
棒持った俺を見た後、短パン一丁のおっさんをトンネル内で
連続して目撃するわけで、
完全に宮崎への風評被害です。

　越えて

　抜けてしばらくで公衆便所
ここは虫の死骸だらけだったものの、赤外線ヒーターが取付られていて
素晴らしく温まれた。長居したので出たら明るくなっていた。

　ゴミ捨て場に再生利用

このバス待合所のすぐ手前に久々のコンビニがありまして、
ここでお菓子を貪り食いつつ寛がせていただきました。

この辺から逆に日差しが痛くなってまいりました。

　一旦熊本県入り

　宿場町馬見原

　勿論お買い上げ

この交差点でタクシーを呼ぶ

　降りた先は
日帰りでも温泉浸かれる木地屋。10時待ってひと風呂、甦る。
ここから馬見原方向へ戻ります。途中コインランドリー利用。

ここで一息ついて本日の宿でもあるキャンプ場のカフェ。

　部屋に荷を解く。窓からいい風

　カフェで歓談

それから滝を見にちょっぴり歩く。

ログハウスに戻り、寛ぐ。

ああ、気持ちいいなぁ。来るの諦めなくて本当に良かった。

本日の歩数　59,291歩

【４日目】
4:00出立。

　馬見原にて繋ぎ、さらに西へ

最初の休憩ポイント、道の駅にに到着。そこではじめて気づく。

この地が九州唯一の人形文楽の地だったとは。淡路からだったとは。
俄然日本芸能好きの血が騒ぐ。
実は最初、宮崎の村巡りのプランを組む際、色々なラインが引けるので
決めあぐねていた。ほぼほぼ五ヶ瀬から高千穂再訪ゴールか、
高千穂スタートで南下、湯前ゴールで人吉再再訪の二択だった。
　ところがそこにこんなニュースが。
熊本県山都町の通潤橋の放水再開。
以前歩いて訪ねたのは熊本大地震の後、ブルーシートをかけられた
一部崩れた無残な姿、資料館で造りを学習するにこれは直せないのでは？
哀しいゴールだったのを思い出した。
　これは記憶を上書きしにゴールにすべきでは！
で、五ヶ瀬から山都町通潤橋をゴールに据えた。
　その途上にあるこの道の駅にはさほど注意していなかったのだ。
呼んでくだすったことに感謝感謝。