録画が溜まっていたフジテレビの「LOVE MUSIC」をチェックしていたら、「VIVA LA ROCK フェス」特集の回があり、その中で、フェスの名物企画であるJロック・アンセムズが紹介された時、思わぬ衝撃に見舞われた。
JロックアンセムズとはJロックの名曲をカバーするというもので、曲ごとにゲスト・ヴォーカリストを迎えてパフォーマンスが披露される。
ちなみにバンドメンバーは、ベースに亀田誠治、ギターにスカパラ加藤たかし、ドラムスに凛として時雨のピエール中野、キーボードに伊澤一郎という顔ぶれ。
かつては津野米咲もメンバーの一員だった。
津野米咲が亡くなり、その追悼ということで、今年のJロック。アンセムズでは、赤い公園の「Canvas」が取り上げられた。
歌う母、アイナ・ジ・エンド。
――このことを全く知らないで録画を観ていたので、ものすごく驚き、感激した。
よくよく考えれば、こういう事態は充分想定できたはずなのだが、全くの想定外だった。
その分、感慨はひとしおだった。
歌も演奏もすごくよかった。
特にアイナ・ジ・エンドの歌は図晴らしく、難易度の高い赤い公園の楽曲を見事に歌いこなしていた。
津野米咲のラジオにゲスト出演し、プライベートでも交流があったみたいなので、アイナ・ジ・エンドとしても並々ならぬ想いがあったのだろう。
天国の津野米咲に届いたよ、きっと。
そして。この曲だけは、途中トークが入るものの、フルで流してくれた番組スタッフにも感謝。
途中で差しはさまれる津野米咲の映像にも、思わずうるっとした。
みんな、津野米咲のこと、忘れてないんだな、と。
――で、この番組のまさにこの部分の映像が、アップされていたので、それをはっておきます。
アップしてくれた人に感謝。
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