mixiユーザー(id:10719871)

2021年09月02日00:41

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ニュー・オ−ダーの「進化」(?)

音楽ジャーナリストの鹿野淳(しかのあつし)が世界一好きなバンドが、ニュー・オーダー。
でも、80年代に観た来日公園は、さんたんたるものだった。
一体何の曲をやっているのかわからないほど、ひどいありさまだったという。

それから時を経て、音楽ジャーナリストとなった鹿野は、ニュー・オ^−ダーにインタビューする機会を得た。
そこで80年代の来日公演の話を持ち出すと、メンバーは笑いながら、
「あの頃の俺たちは、本当へたくそだったよなあ」

でも、最近のライブは素晴らしいですよ、と鹿野がフォローすると、
「それは、機材のクオリティが上がったからだよ」

演奏の腕ではなく、機材の「腕」が上がったから――何とも笑える話だが、実はこれってすごくロックではないか、という気もした。
ジャズやクラシックではあり得ない話である。

ニュー・オ^−ダーはCD1枚しかもってないので、とてもファンとはいえないけれど、好きなバンド。
クールでスタイリッシュな感じがありつつも、すごく下世話で安っぽいところもあるのが、すごく信用できる。

やっぱりロックは高尚な芸術になってはいけないよな、‘とニュー・オ^−ダーを聴くたびに思う次第です。

では、ニュー・オ^−ダーの「パーフェクト・キッス」を。


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