チャーリー・ワッツの訃報を知ってから、チャーリー・ワッツについていろいろと考えていて、そういえばチャーリ−・ワッツのインタビューって読んだことないなあ、と。
ストーンズの他のメンバーは、ビル・ワイマンを含めて読んだ記憶があるけど、チャーリー・ワッツだけがない。
インタビューを受けること自体が滅多になかったのだと思う。
寡黙なイメージが強くあるし。
まあ、自分がたまたま読んでないだけかもしれないが。
でも、一度だけ、あれはミック・ジャガーと一緒のインタビューだったか会見だったかでの発言を読んだことがある。
確か質問が、これまでの自身のライブで印象に残っているものは?
チャーリー・ワッツは、何とストーンズではなく自身が率いるバンドでの日本公演を挙げていた。
とにかくお客さんが素晴らしかった、と。
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……日本人としては実に嬉しい発言である。
それからチャーリ−・ワッツは、クラッシュが好きらしい。
これも意外といえば意外な感じがした。そんなこともないか?
そして、ある時、ミック・ジャガーが、チャーリ−・ワッツのことを「俺のドラマー」と紹介したら、チャーリー・ワッツは「俺がいつおまえのドラマーになった?」と怒ったらしい。
何かすごく「らしい」エピソードだなあ、と。
以上のことは、全て私の記憶に基づくもので、どこまで正確かは保証の限りではないので、その点はご諒解いただきたく。
では、チャーリー・ワッツの最後のオリジナル・アルバムとなった「ア・ビガー・バン」から、「ラフ・ジャスティス」と「孤独な旅人」の2曲を紹介。
チャールー・ワッツ、安らかに。
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