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2021年09月28日00:36

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あまりにもキツかった(T_T)(thePEAKS鳥取)

交代制の夏休みの五連休。

一昨年までは出雲路センチュリーと絡めて大山1人合宿が多かった。

去年はエベレスティング。

そして今年は出雲路センチュリーは来年3月に延期になったけど、一応ダメ元で申し込んでいたthePEAKSというイベントに出場することに。

これは獲得標高5000mで、距離が170〜190キロを休憩等の所要時間含めての平均速度16km/hで走り切るというイベント。この平均速度はブルベで求められる平均速度で、thePEAKSは山岳ブルベという位置付けだ。

時間制限が厳しいので、完走率は50〜70%あたりらしい。

9月26日に開催されたのは鳥取県の大山で開催された。
ルート図は下記の通り。
フォト


下った道をまた登り返すというとってもつらいイベントだ^^;

184キロ、獲得標高4848m、制限時間は自分が出た一般クラスで11時間30分。
その上の変態増しクラス(笑)は、197キロ、獲得標高5358km/h、10時間40分。
さらに上のド変態増しクラスは変態増しと距離等は同じで、制限時間が何と9時間40分!

同じ一般クラスには岡山の仲のいい女性クライマーのくまちゃんが参加、その他地元や山陰の知り合い多数。

上のクラスも知り合いが多数。
そして、一番上のド変態増しクラスには関東の美人女性クライマーの篠さんが参加。

一般クラスは朝5時半からスタートなので、前日から現地入りし、グッズなど購入した後車中泊。

当日は4時前に起床。アップする時間もないので、しっかりとストレッチのみ行った。

スタートは10分おきでリストバンドの色で分けられている。
自分は最初の組の最後のほうなので5時38分くらいのスタート。この8分が最後の時間切れにつながらないことを祈る。

真っ暗のスタート後のアップダウンは低い出力でこなし、溝口インター手前までの下りはまあまあ速めのスピードで。

そこから御机に向けての登り下りも出力は3w/kgを目処に無理せずこなす。

速い人にガンガン抜かれても気にしない。
御机から江府近くの東大山展望駐車場に下り、そこで通過チップをもらう(これをもらい忘れて失格になる人もいる)。

そこから御机までは4%平均の緩やかな登り。
とにかくトルクをかけない省エネペダリングを心がける。

御机から鏡が成までは本格的なヒルクライム。
ここも人のペースに惑わされない。
遅い人は抜き、速い人には抜かされる。

鏡が成はエイドステーションになっているので、この時点では通過してもいいし、補給してもいい。
オレは時間を節約するため通過。

しばらく登った後、倉吉市の看板を越え、関金までの長い長いダウンヒル。ここをまた登ってくるのかと思えばうんざりするが、先週試走に来ているので気は楽だ。

下りきったところのJAが経営するポプラがチェックポイント。ここではブルベのように買い物してもらうレシートが通過チェックになる。

いつもは店員はおばちゃん1人だが、この日は2人体制でばっちり。

眠気覚ましの缶コーヒーを購入した。
そしていよいよ長いヒルクライム。15キロほどかな。
時折10%があるけど、緩いところもあるのでそこまでキツいとは思わない。
でもオーバーペースにはならないように。

登りきって鏡が成で補給して、岡山県の蒜山高原に下る。昔の蒜山大山スカイラインだ。

蒜山高原のタンチョウの里駐車場がチェックポイントになっているので、ここで先ほどのレシートを提出し、通過チップをもらう。

そして登り返し。距離は8キロほどか。
ここも激しい勾配はなく、キツいところで8%ほど。

登りきって再びの鏡が成。ここでは次のチェックポイントになってるので通過チップをもらう。

そして激しいヘアピンカーブが連続する下りへ入っていく。
ここは若木塾という米子のトライアスロンチームの人と一緒に他の参加者をぶっちぎって下っていく。

やはり地元の利は大きい。

下りきったあたりでの平均速度は休憩など含んで19km/hほど。試走の時は「完走は無理だろ」という気持ちだったので、少し光が見えてきたかな。

そこからは結構なアップダウンだが、途中で例の女性のくまちゃんが男性陣の前を引っ張って追い付いてきた。

くまちゃんトレインにのっかることにしたが、かなりなハイペースで、千切れる男性多数(笑)

鬼牽きだ(笑)

あっという間に農道のアップダウンは終わり、桝水高原に向けての激坂に。

距離は6キロほどだけど、10%基準に加え、後半は13%あたりの勾配。
すでに115キロほどと、獲得標高3700mほど重ねた体にはキツい。

なんとか桝水のエイドステーションにたどり着く。スタッフにカレーを勧められたが、バナナにした(笑)

足はプルプルしてるし、もうだめかと思うけども、残りの坂は2つ。
もう坂はいやだと思いつつスタート・ゴール地点の大山寺まで登っていく。

ここでチェックした後、前々回のヒルクライム大山のルートを登り返す坂を下る。
身を伏せて上ハンの真ん中を持ち空気抵抗を抑えて下る。平均速度と時間を稼ぐため。

下り切って運動公園。ここでは通過チップをもらい、エイドステーションでリアルゴールドをもらう。そしておにぎりも。

さらに携行しているエネルギージェルも摂取。

ヒルクライムスタート。ここのルートは16キロ、ヒルクライム大山の時は57分を記録してるけど、今回は90〜95分あたりを目指す。

10%超えの直登パートもあるけど、九十九折れがあったりしてリズムが取りやすいので好きなレイアウトだ。

ここで岡山から米子に転勤で来ているトライアスリートのTさんが追い付いてきた。「もうあと一本の坂だけじゃから、押して歩いてもいけるなあww」と。

そう言いつつ華麗なダンシングで消えて行った。速いわ。

そしてすぐにまた名前を呼ぶ人が。

65才の米子市のAさん。鳥取サイクリング協会のサイクリングで知り合った方で、YONEXに乗っている平地も山岳も速い人。

みんな強いなあ。こんな人がいる限り年齢は言い訳にならんのよね。

そしてスタート・ゴール地点に一旦戻り、そこから大山観光道路という一番キツいルートへ下っていく。

スピードは車と同じくらいで70km/hほどの抑えたペースで下る。転びでもしたらここまでの努力が台無しだ。

下り切って通過チップをもらい、バナナを補給。
いよいよ最後の坂だ。

序盤から中盤にかけては緩い坂で、飛ばせそうなもんだが足が終わってる(笑)

下のエイドで先行させてもらったTさんが風のように追い付いてきて、あっという間に消えさった。どんな体力だ。

段々と斜度が増してきて、10%固定となってきた。キツい。何とギヤは34-34T(笑)

それでも重い。
他の参加者にも抜かれまくるが、反応する力もない。

丁度去年のエベレスティングの時の最後の68〜70往復目あたりの壊れ具合だ。右の内股のあたりも攣りかけてるので、ごまかしながらペダリング。

積雪地帯独特のコンクリート舗装に入ってきて、後少しでゴール。

ヨロヨロの状態で何とかゴールできた。
所要時間は10時間36分。制限時間に54分残せた。

ゴール後くまちゃんに撮ってもらった。
フォト

途中見た速い人のナカガワ。クロモリ×カーボン。
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完走した人には完走者向けのジャージ案内が来るらしい。パールで結構なお値段だけど、買うんだろうな(笑)

(その他)
・女性クライマーの篠さんは見事にド変態マシクラスで20分余らせてのゴール。半端ない。
・1人スペシャのファットバイクの人がいた。この人もド変態マシクラス。見事完走。当然自分は抜かれた。

上には上がいるもんだ。


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