今回の漫画飯は、講談社発行で協力・福本伸行、原作・萩原天晴、漫画・上原求&新井和也の作品「1日外出録ハンチョウ」10巻の「無水カレー」を作ります。
以下、漫画の画像は同作品から引用。
地下の強制労働施設の食事は金融企業・帝愛の社員(通称「黒服」)が作っていたが、新型コロナウィルスを地下に持ち込まないために、帝愛が用意した5日分の食材で、各班持ち回りの自炊に。
A班→B班→C班→D班→E班という順で担当していった結果、大槻班長率いるE班が担当する日には、魅力的な食材は全て使われてしまい、根菜や缶詰しか残っていないという状況。
そんな状況で、班長はカレーを作ることにします。
そして出来上がったカレーは見た目は何の変哲のないカレーなのですが、
食した面々は、その美味しさに驚きます。
これが水を使わず、野菜や缶詰の水分で作った無水カレー。
作り方を作中の描写から読み解くと、
・材料は玉葱、人参、ジャガイモ、ホールトマト。
・ルーの元ネタはジャワカレーの辛口。
では、私も作ってみましょう。
ホールトマトは缶詰を買うつもりでしたが、今は紙パックのホールトマトも売っているんですね。これはゴミ捨てが楽です。
あと人参は値引き品を購入。綺麗な人参よりも、こちらの方が作品の雰囲気が出るかも(笑)
切った野菜とホールトマトを鍋に入れます。
我が家の鍋は無水調理に適したお高い鍋でございます。
蓋をしてインダクションレンジのスイッチオン。
鍋蓋がカタカタ鳴るまでは強火、カタカタ鳴ったら弱火に。
約20分後。
蓋を開けると・・・
おお、水分たっぷり。
これにルーを入れてササッと混ぜたら、再び蓋をして約3分。
おおー。
出来上がり。
さて、お味は・・・
おっ、酸味が。トマト由来の酸味が・・・と思ったら、甘味が来た。野菜由来の甘味だなー、あっ、辛い。
こんな感じです。
酸味→甘味→辛味の三段階。
肉が入っていないのに味わい充分。
ルーはかなり辛いものを使いましたが、野菜の味が濃厚なので、思ったほどの辛さではなく、食べやすかったです。
しかし肉の無いカレーは、やはりさみしい。気持ち的に。
今度無水カレーを作るときは、肉を入れよう(笑)
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