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2020年02月24日07:59

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近況

春コミ同人誌「ちぐ単 弐」は単語収集40日目で目標の7000語を超える8200語を抜き出したので、予定を前倒しして今日から校正作業。
抜き出したのは「凌辱学習塾(実質全4巻)」「淫の小部屋」「ユダの微笑」の合計長編6巻相当と、短編7作品(実質長編1巻相当)から。
短編はあと13作品ほどテキスト化してあるんだけど、もう抜き出し作業に飽きてしまったことと、これ以上単語を増やしたら校正とレイアウトの負担が増えすぎて4月上旬の入稿ができなくなるんじゃないかという危惧がでてきたので、まあこのあたりにしておいてやろうかと。

短編で最後に抜き出したのが「孤島の淫鬼」。
消息を絶った義理の妹を探して夫婦で瀬戸内海の孤島に向かうと、水質汚染で漁ができなくなったが保証金で引きこもるように暮らす老漁師たちに妹は犯されており〜、

これ78年作品で、私は単行本に収録された98年ごろ結婚した直後くらいに初めて読んだんですけど、作中で描かれる「公害で漁師としての人生を断たれた50代から70代の、なにひとつ希望のない老漁師」が「自分たちの洞窟を穢した」という勝手な理屈をつけて「外部から来た若い娘を死ぬまで犯す」というその気持ち、今ならすげえ分かる!!

瀬戸内海の漁師が語尾に「〜じゃけん」をつけてるだけの「なんちゃって安芸弁」なのもご愛嬌!
まあこの老漁師のセリフまわしのおかげで、これまで上品過ぎた収集語に、一気に下衆なのを増やしてくださって幅が広がったのにも感謝!

「孤島の淫鬼」は千草忠夫の短編集「愛奴淫縛」か「人妻凌姦」のどっちかに収録されてるはずなので、興味のある方はどうぞ!
私は78年の掲載誌で作業したので、短編集は手元にないのです。
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