きのうは年に一回のお楽しみ、桑原滝弥さんとイシダユーリさん主催のtamatogi2019に参加するために錦糸町のシルクロードカフェに行ってきた。
立本夏山さんの劇はよかった。眼が凄い俳優さんだと思った。身体表現もすばらしいものがあった。桑原さんの世界観を見事に具現化していた。
覚和歌子さんの朗読もよかった。桑原さんとのステレオ朗読(お互いのテキストを交互に読む)も興味深かった。ご主人が入船亭扇辰師匠という話も驚いた。桑原さんとこの男女逆バージョン。
オープンマイクは18名。じっくりと、聞いた。良い時間を過ごせた。
ぼくは、「Summer TV」という新作を読んだ。自分なんか、まだまだ。
イシダユーリさんのステージは、故アスパラガスさんの作品朗読からはじまって、自分の狂気を晒していた。彼女らしい舞台だった。
桑原さんは花火焼という作品の朗読。朗読の終盤、物理的にテキストを、詩集を破いていた。パンクでグッとくる。
終演して、帰り際に桑原さんから朗読の感想をもらった。
ポンと一声掛けてくれる優しさが嬉しい。
もう暗いなかをひとりで帰った。だけど、ひとりだけどひとりじゃない、そう言いたくなるイベントだった。
ログインしてコメントを確認・投稿する