長文です。
丸3週間、父が大学病院に検査入院し、今日退院しました。
難病の『進行性核上性麻痺』の疑いから検査入院をすすめられ、睡眠薬などの乱用、副作用が残る『アカシジア』の可能性もあると言われていました。
結果……はっきりこれという決まった結果にならなくて、脳の一部が衰退していて、いずれは進行性核上性麻痺かパーキンソン病になるかもしれないとのことでした。
結果にモヤモヤしますが、気をつけるべきことは分かりました。
2年くらい前から父は夜寝つけず、睡眠薬を飲み始めました。
自分でタイミングをみて量を増やしたりして、効かないと薬を替えてもらって。
坑うつ薬も飲んでいて、これもいけない場合があるとか。
そんな薬づけの生活から来る、落ち着きがなくなる&じっとしていられなくなる病気が、『アカシジア』です。
足腰の不安定さは、初め脳神経の病気を疑いました。
これはやはり脳の一部が衰退しているので影響が出ているのと、老化もあると思います。
落ち着かないから、落ち着かせる薬を飲む。
寝つけないから、睡眠薬を自分のさじ加減で飲む。
いっときの気分が満足、満たされても、結局これらの薬でアカシジアになり、根本の悪い状態が続きます。
薬絶ちが大切ですが、何年経ってもこの落ち着かない状態は残るかもしれません。
医師と相談して、絶対に父だけに薬の管理はさせないということになりました。
昨日は父も分かっていましたが…
退院した今日、早速言うことを変え、自分の身体のことは自分で管理する、と言いました。
そのせいで悪くなり、転倒もするし、家族に迷惑をかけているのに、結局、薬を飲んでしのぐことがやめられない、必然的になってしまっています。
昔は医者嫌いだった父が、こんなに薬に頼っているなんて。
とにかく母と共に、睡眠薬や坑うつ薬など父が勝手に飲まないようにしていきます。
飲みたすぎて暴れでもしたら、もしもの場合によっては、心を鬼にして警察に被害届を出すかもしれません。
父もツラい。
でも、家族もツラいんです。
薬は怖いですね。
僕も母も、怒らない気持ちは変わらずに、今の父と向き合って生活していきます。
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