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2020年04月01日14:51

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スーパーのみなさん、ありがとう(メルケル)

4月になりました。で、「4月の詩」は「内側」。

昨年、ネットの詩のサイトである「詩歌梁山泊」に頼まれたので書いた。

http://kamitelyric.web.fc2.com/month-poem-latest.html

昨日は『冊』61号の締め切りであった。そして全て原稿が揃ったので、割付作業に入っているが、気付けば4月1日なので、わがホームページも更新せねば、となった。

「内側」って何なんでしょうね。コロナの形状は太陽の外側にできる炎チックなアレですが、このウィルスに罹らないためには、みな内側にとじこもれぇ!となっていて、しばらくはそうした時代が続きそうです。

ドイツのメルケル首相はこう言ってます。
「こういった困難な時期こそ、人にそばにいてもらいたいものですし、物理的な近接、触れ合いこそが癒しとなるものです。残念ながら、現時点ではそれは逆効果を生みます。誰もが距離を置くことが大変重要であることを自覚しなくてはなりません。」「専門家が『お年寄りは孫には会ってはいけない』と言うのには、こういった明白な理由があるからです。」----この部分には少し驚いた私です。学校が休校になっても親が働いていて、小さな子どもを放置できないケースで、おじいちゃんやおばあちゃんに面倒を見てもらうというのが、当然のように日本では思われていて、私も甘く考えていたからです。考えてみれば、それこそ一番重篤化しやすい老人を危険にさらしていることだと気付きました。

「年寄りは孫には会ってはならない」と言えるためには、親たちの休業補償を国家が保証しなければならないのでしょう。それと同時に医療関係者はもとより、一般国民の生活のために危険の中、働いている人への感謝を忘れてはなりませんね。メルケル首相のA4で7ページに渡る国民へのスピーチの中で、その部分が印象に残りました。

「また、普段、感謝の言葉を述べることのなかった人々に対しても、この場を借りてお礼を申し上げます。スーパーのレジを打つ方々、スーパーの棚に商品を補充される方々は、この時期、大変なお仕事を担われています。私たち国民のためにお店を開けていてくださって、ありがとうございます」。この感謝は、そうしたリスクを回避させてもらえている自分たちが感染を拡大させないように努力することにつなげなくてはならないことを意味しています。

私の詩の「内側」とは全くかかわりがないような気もしますが、どこかでつながっているかもしれません。さて、テレワーク作業による『冊』の編集に戻ろう。
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