八王子城は小田原を本拠においた小田原北条氏の三代目氏康の三男北条氏照が築いた城です。八王子の滝山城からここに拠点を移したとされています。
しかし、10年足らずで秀吉の関東制圧の一環として前田、上杉に攻められ落城しました。
関東屈指の山城でした。氏照の構想は壮大で完成なきまま滅亡しました。
土日はバスがそばまで運行されるので、ハイキング、探鳥の人たちでにぎわいます。
私がいった日もそれで賑やかでした。
夏に渡来して営巣するサンコウチョウ(三光鳥)が来るとカメラマンが多くなります。
ほかに、オオルリ、キビタキ、コサメビタキなどもいます。
城山川には落城の時に女性や子供たちが身投げした滝があります。
この川は今では水も少なくて野鳥が水浴びに来ます。
その川沿いに椅子を置いて1日中鳥を待つカメラマンもいます。
真夏日でも木立が深いので暑さには耐えられます。
しかし、写真で鳥を撮るのは暗いし高いし、木が茂っているので難しいのです。
囀りや悲話継ぐ滝の今も鳴り
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