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2021年05月11日09:20

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大型連休の顛末(その2、散歩のお供は重たい一眼レフ)

  「インスタ映え」ってな奇妙な言葉(と年寄りの私奴なんかは思う)が流行語大賞をとる昨今、カメラと言えばスマホカメラかコンデジ(コンパクト・デジタルカメラ)であり、一眼レフなんて写真家かよほどの好事家以外には、もはや無用の長物(重物?)に近い。
が、このところのせめてもの運動不足解消にと多くなったご近所徘徊のお供に、その一眼レフを胸元にぶら下げて歩いている。

 上掲写真は、私奴のインスタ映え作品。一眼レフのレンズ・キット。中央は、五里の郷を見下ろす鴻の巣山展望台にある日時計で人気(ひとけ)かまわず水浴びするヤマガラ。
右側は、五里の郷の観音堂近辺の花しょうぶ畑、昨年来のコロナ禍で需要激減らしく農家は苦境に陥っているとか、花しょうぶ・あやめ畑は荒れ放題だった。

 実は4月半ば、ここ数年神隠しにあったように行方知れずだった一眼レフの交換レンズが、突然どこからともなく出てきた。50mmの単焦点レンズと18〜55mmの標準ズーム及び55〜250mmの望遠ズーム・レンズで、一応それなりのレンズ・キットだ。10年以上も昔、他人様がさかんに「いいよ、スゴイよ。旅のお供に最高よ!」などと言いつのるので衝動買いをしたヤツだ(あの頃たしか、立派な一眼レフを持った高齢者男女をよく見かけたものが、私奴もそれに刺激されたに違いない)。

 買ってはみたものの、カメラ・写真の専門用語は難しくチンプンカンプンだし、カメラの諸機能もその設定もよく理解できない。絵画写真についての芸術的センスなんてのも持ち合わせない(要は、私奴にはバカチョン・カメラがぴったりなのだ)。
なにより決定的なのは、重い(一眼レフ本体が重いのに加えて、レンズ・キットのバッグだの三脚だのを従えたら、とても旅に出るどころか近場への外出だってゴメンだとなる)。そんなこんなで、しばらくしたら何処か棚の上に放置されたままになり、挙句の果てに数年前にフッと思い出してはみたが、行方不明で探そうともせず(「まあイイや!スマホがありゃあ、特に問題なし」って感じ)。

 出てきたレンズをよくみると、標準ズームレンズのフィルターのガラスが割れていて、フィルターの取り外しも出来ない。もうダメかなあと思ったのだが、「カメラの***」なんてお店に持ってゆけば、直ぐに無料で取り外してもらえるとネットの記事にあった
で、そのいレンズをもより駅前のお店に持ち込んだが、「とれません、メーカーに送る必要あり」とにべもない返事。そこまですることもないわいと家に持ち帰って、ニッパーで金属枠を切ると何の事はないニ三分で取り外せた。カメラボディに着けてみると、バッチリご機嫌よく動作してくれた。

 ここ数年は望遠ズームを装着したままだったが、最高に重くほとんど放置状態だった。
がまあ、標準ズームレンズ装着なら何とか使い勝手があろうかと、昼間の散歩のお供に連れ歩くことにした。
特にパチパチと写真を撮り歩こうという訳でもないのだが、胸元に一眼レフでもぶら下げてブラブラ歩けば、家出して徘徊しているお年寄りと見間違えられることもあるまいと言ったところだ。
「胸元にぶら下げて」というのは、年寄りにありがちな転倒による怪我を避けるために、両手を開けたままにしておこうという配慮までだ。当分は、これでゆこうと思っている。
もう、バッチリ高齢者スタイルってとこですよね(^^)。
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