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2020年02月29日09:32

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なんで?

サルタリーやサルテリー、プサルテリー、プサルタリー、プサルタとも呼ばれるプサルテリウムとは、木箱に24本のピアノ線を張った楽器を指すニャ。
ギリシャ語ではプサルテリオンと呼ばれるこの楽器は、共鳴箱に弦を張った単純な構造しているニャ。
中世ヨーロッパ12〜15世紀に各地に普及していたようニャ。
形は台形や長方形などいろいろあるニャ。
古い絵画を見ると、胸に抱えて指ではじいていたり、膝の上で弾いていたり、弓を使ったりで奏法も様々だったようニャ。
より大きな音を求められるようになったプサルテリウムはやがて、鍵盤を用いるハープシコード、ハープシコードはさらに打弦楽器のピアノへと姿を変えていくことになるニャ。
プサルテリウムはまた、ハンマーで叩く打弦楽器のダルシマーの仲間達を生み出していきくのニャ。
日本語聖書では琴、英語聖書では欽定訳として知られる King James Bibleはプサルタリー(psalteryあるいは複数形psalteries)近年の訳ではハープ(harp)となって、主に詩編でよく登場しているニャ。

プサルタリーは一度はすたれた古楽器で、20世紀になって古い音楽演奏のために復活し、今では様々な大きさがあるようニャ。
プサルタリーは、近代の英訳聖書にあるようにハープと訳されることがあるニャ。
ハープシコードの起源となったことからもわかるように、携帯できる弦楽器としての展開もあるニャ。
竪琴や巨大化した据え置きのハープ、ギターやバンジョーやウクレレの仲間達、琵琶や三線や三味線、バイオリンやチェロ、あるいは馬頭琴や二胡や一弦琴の仲間達など、プサルテリウムの子孫は多様な展開を見せるニャ。
とは言えプサルテリウムの子孫で、おそらくはご先祖様の姿に一番近いのは今日も日本に残る琴の仲間達ニャ。
ではなぜ、プサルテリウムは形は変わったとはいえ日本で今日まで残ったのニャろ。
もちろん琴は分類上はチターとも呼ばれるツィターの仲間なので、外国にも仲間達はいるニャ。
中国の古琴(グーチン)や古筝(グーチェン)、朝鮮の伽耶琴(カヤグム)や玄琴(コムンゴ)や牙筝(アジェン)、ヨーロッパではアルプス特にオーストリアのツィター、フィンランドのカンテレなどニャ。
 朝鮮は日本への伝達ルートとして、残っていても自然ね。
歴史が非情にも消し去る場合もあるけどニャ。
ヨーロッパで面白いのは、山岳地帯に主に残っている事ニャ。
こういう地域は、古い文化が残りやすいからニャ。
 中世文化の置き土産でしょうね。
もっと遡れば、ローマ帝国までいけることニャろ。
となると、プサルテリウムの子孫たちが生き残ってる地域とは、古代中東文化の影響が残っている地域という事かニャ。
中国や朝鮮や日本の琴の仲間達はツィターの仲間達の中でも、プサルテリウムの原形に近いと言えるニャ。
 特に古代中東やギリシャやローマに近い生活様式が残っているのは、日本でしょうね。
何しろ明治まで椅子の生活は、不思議な位普及しなかったのニャ。
朝鮮にまで来ていたにも、関わらずニャ。
古代ギリシアやローマには、椅子の生活文化は何故かないニャ。
上層階級に至るまで、ないのニャ。
もちろん古代のイスラエルやユダにも、ないニャ。
日本も基本的にはなかったと言えるニャ。
高御座のような例外はあったとしてもニャ。
古代イスラエルは遊牧民が作った国家ニャ。
では、古代ギリシアやローマは、そして、日本は、どうだったのニャろ。
気になるところニャ。
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