アニメ時評４８６

「A3！」

原作：『A3』／リベル・エンタテインメント。キャラクター原案：冨士原良。シリーズ構成：ハヤシナオキ。キャラクターデザイン：小松真梨子／橋本浩一。サブキャラクターデザイン：金丸綾子。制作：Studio 3Hz P.A.WORKS。副監督：中園真澄。監督：篠原啓輔。演劇もの
絵は明るい。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は高い。目は小さめ。動きはとてもいい。
内容は、とある町で潰れかけの劇場とその劇団に入団した素人の少年の話。
劇場には、かつては四つの組があって通年で公演していたが、今や素人少年一人だけ。
劇団員の募集で、街角オーディションを開く。ある意味、新しい演劇のかたちか。
劇場を取り壊そうとする男、いろいろハードルを出してくるが、むしろ応援しているようだ。
プロデューサーだね。

5話まで。


「ARP Backstage Pass」

原作／プロデューサー：内田明理。シリーズ構成：友永コリエ。キャラクターデザイン：しいなもが。助監督：川奈可奈。制作：ダイナモピクチャーズ。監督：えんどうてつや。男子アイドルもの。
絵は明るい。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身はとても高い。目は大きくて切れ長。動きはいい。
ライブシーンは３DCG。動きはとてもいい。
内容は、高校の芸能学科に通う男子アイドルたちの話。ファンタジー要素はなく、男子たちの出世物語になるようだ。
手描き２Dと３DCGの動きの落差が大きい。手描きの時間の方が長いのだから、もう少し手描きも動いてほしい。

3話まで。


「ドロヘドロ」

原作：林田球。小学館。「ゲッサン」。原作協力：星野文彦／丹波聖泰。シリーズ構成：瀬古浩司。キャラクターデザイン：岸友洋。制作：MAPPA。監督：林祐一郎。デストピアもの。
絵は暗い。背景は濃い。深度は浅い。キャラの頭身は高め。目は小さめ。動きはとてもいい。
フルタイム３DCG。
内容は、「ホール」と呼ばれる日本の都会がさびれたような街で、空間に扉を開くことができる「魔法使い」と呼ばれるものたちと、その魔法使いに頭部をとかげのように変えられた男の話。
魔法使いはホールにやってきて魔法を使って人間たちを動物のように変えてしまう。
その目的は、１話ではよくわからなかった。

5話まで。