アニメ時評４７５

「BEASTARS」

原作：板垣巴留。秋田書店。「週刊少年チャンピオン」。脚本：樋口七海。キャラクターデザイン：大津直。監督：松見真一。制作：orange。動物擬人化。
絵は暗め。背景は濃い。深度は深い。キャラの頭身はさまざま。元の動物による。目は小さい。動きはとてもいい。
フルタイムフル３DCG。背景も。
内容は、人間がいない世界で、すべてのキャラが動物の擬人化による学園もの。
草食動物が肉食動物に食われる事件が起こる。肉食動物たちを疑う草食動物たち。
食うものと食われるもの葛藤を描く。
「ジャングル大帝」みたいだ。

継続。


「ノー・ガンズ・ライフ・」

原作：カラスマタスク。集英社。「ウルトラジャンプ」。シリーズ構成：菅原雪絵。キャラクターデザイン：筱雅律。メカニックデザイン：出雲重機。制作：MAD HOUSE。監督：伊藤尚往。SFハードボイルド。
絵は暗め。背景は荒い。一部CG。深度は浅い。キャラの頭身は高い。目は、あるキャラは小さい。動きはとてもいい。
頭が六連発リボルバーの主役男子は、目がない。鼻も耳もない。口はある。タバコは吸える。
内容は、戦争のために人間の体を改造し身体機能を拡張した「エクステンド」と呼ばれる者たちの話。
戦後、あぶれたエクステンドたちがさまざまな問題を引き起こす。主人公男子はいわゆる何でも屋。依頼を受けてエクステンドがらみの問題を片付ける。
頭の銃は、射手がいないと使えないらしい。そもそも、脳みそはどこにあるんだ？

継続。


「歌舞伎町シャーロック」

キャラクターデザイン：矢萩利幸。シリーズ構成：岸本卓。制作：PRODUCTION I.G。監督：吉村愛。探偵もの。
絵は暗め。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は高め。目は小さい。動きはいい。
内容は、新宿歌舞伎町のバーに集う探偵たちの話。シャーロック・ホームズとワトソンが主役。
ワトソンは原作と同じく医者。ホームズの他には京極とベルモント。他にもいるみたい。
シャーロックは、鼻が利く。匂いだけで女性の整形を見抜く。
推理は、なぜか落語で語る。

継続。