mixiユーザー(id:10258677)

2020年12月27日16:55

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「ソング・トゥ・ソング」 ひたすら美しいが…

最近は試写会もコロナ禍で減って、ネット試写会が増えている。
それで、これも家で観たのだけれど、フワフワしていて…。
これは私の集中力の無さかと数少ない会場試写に行くことにした。

行って、映像美と音楽は堪能できた。ただ、交わされる言葉は
脈絡が無く、散らかったまま…。そうか、そういう作品なんだ。

「ソング・トゥ・ソング」
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=5067943

https://songtosong.jp/

フリーターのフェイ(ルーニー・マーラ)は、有名になりたくて、
大物プロデューサーのクック(マイケル・ファスベンダー)と付き合う。

一方、ソングライターのBV(ライアン・ゴズリング)はフェイに恋する。
クックは、ウェイトレスのロンダ(ナタリー・ポートマン)を、
誘惑して結婚。贅沢で怠惰な暮らしに巻き込んでいく。

沢山のミュージシャンたちが本人役で出演して語るのだが、
それも途切れ途切れでストーリーに絡むわけでもない。
物語を期待したら、徹底的にはぐれかされてしまった感じ。

ケイト・ブランシェットも含めての恋のもつれ、業界人の豪奢で傲慢な世界。
それで通すのかと思ったら、最後はささやかな幸せの予感。

えっフワフワ感の果てがこうなる? そうか、テレンス・マリック監督だものね。
「アメイジング・グレイス」や、「名もなき生涯」は好きなんだけど…。

ルーニー、ナタリー、ケイトたち、それはもう映像美と音楽にひたれる作品。
でも、豪華俳優陣が、なんか勿体なくない? ★2.5
11 12

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