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2020年12月15日11:35

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「ザ・プロム」元気の出る‼ミュージカル

ネトフリで放映だが、短く映画館上映もと聞いて急いで観に行きました。
映画館は、72席中25人位だったかな。

「ザ・プロム」
https://www.netflix.com/jp/title/81079914


インディアナの田舎町に住むエマ(ジョー・エレン・ペルマン)は、
レズビアンを告白して両親から家を追い出され、祖母と住む。

高校の卒業パーティ・プロムには、パートナーと一緒にと希望。
しかし、閉鎖的な街のPTA会長と会員の大反対で出られなくなる。

一方、ブロードウェイのミュージカルが初日でこけて、
ディーディー(メリル・ストリープ)とバリー(ジェームズ・コデーン)は、
何とかこの状況から抜け出さなくては、話題になる手段をと焦る。

有名になりたいと願うアンジー(ニコール・キッドマン)と、
トレント(アンドリュー・ラネルズ)も加わって、ツィッターで見た、
エマの嘆きに、応援してプロムに出してあげてニュースになろうと企てる。

自分たちのためにとインディアナ州まで遠征し、高校に乗り込む。
しかし上から目線で大騒ぎを演じて、むしろ顰蹙を買うが、校長先生の
トム(キーガン・マイケル・キー)はディーディーの大ファン。

皆の意地悪で会場を変えられ、エマはプロムに出られなかった。
何時しか本気でエマのために怒る4人、しかしエマはきっぱり断る。
そしてエマの計画は…。今の子らしいなぁ!やるね。

ベテランのスターたちの中で、新人のエマ役が素晴らしい!
のびやかな声、ダンス、豊かな表情、明るい雰囲気を振り撒く。

LGBTが、親に、友人に理解されない苦しみや辛さ、悲しみ。それは
バリーにも共通の悩みだった。彼もプロムに出られなかった思い出が。

いつの間にか、母親代わりのように、エマを励ますアンジーも、
手前勝手だけど、憎めないディーディーと、誠実な校長カップルも楽しい。
高校生男子の勢いの良いダンスパフォーマンスも盛り上げる

観ていて、応援したくなる気持ちが一杯になること請け合い!
校長先生が「圧し拉がれそうな現実を逃れて、夢を求めて劇場に。
ステージ観て癒される」と言っていたが、今、元気の出ない人必見!
悲しみを超えて生きて行かなくちゃ、「人生はリハーサルじゃない!」


マイミクさんから教えて頂いたこと。
2013年、ニュージーランドで同性婚を認める「婚姻平等法案」の採決の際
モーリス・ウィリアムソン国会議員が行った名スピーチ
https://www.huffingtonpost.jp/2017/11/25/nz-gay-marriage_a_23288119/

自分とは違う人はよく考えれば全員そう。性別、人種、国籍そして個性。
違うから気に入らないと攻撃するなんて、愚かで馬鹿げているよね。
人それぞれが幸せであればいいのだから!

★4.5 たぶん20年若かったら★5だろうな!と思いつつ

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