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2020年07月07日13:32

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「ルース・エドガー」の監督の言葉と、あるブログの語る米国の黒人の立場

1時間半はかかる母親の施設に毎週3日通い、
孫の学校の「ひろば」がコロナ禍で無くなったための孫シッターが2日。
そうなると残りの日は家事や、頼まれ仕事などでだいたい埋まってしまう。
映画に行く日がなかなか取れない。でも今日は1本だけ行く予定♪

この前の日記で「ルース・エドガー」については、
さんざん書いたつもりでいたが、自分では何となく不消化な気持ちが残り、
昨今の黒人差別の話と合わせて、合間合間に考えていた。

もし、ルースが白人だったら、周囲は彼の行動をどう思ったのだろうか?
彼が今まで優等生でなかったら、どう扱われたのだろうか? など。

ことに「13th」の映画を見たばかりだったので、
米国で「黒人であること」は、時には、ただ生き抜くことが、
とても厳しい立場に置かれること、を教えられたばかりだったし。

ナイジェリア出身のジュリアス・オナー監督のインタビューを読んでみた。
そうしたら、彼自身の体験から出てきたであろう言葉が…。

https://realsound.jp/movie/2020/06/post-563426.html
「黒人であるということには、様々なネガティブなステレオタイプが付随します。(略)そのステレオタイプに陥らないためには細心の注意を払い、模範的な行動を強いられるわけです。でもそうなると、それぞれの人間としての経験/体験を許さないことになってしまう」

https://theriver.jp/luce-edgar-onah/
「私たちが人々を簡単な箱に押し込もうとする時、多くの危険があるんです。問題は、“誰が箱の中に入れることを決めるのか”ということ。私たちは、誰がその箱に入るのかを決めていく過程で、多くのひとを傷つけてしまうんです。」箱=カテゴライズね。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060200691&g=soc
「一人の青年の成長を描く青春映画としても見てほしい。でも、最終的に『彼はこういう人生を歩むに違いない』と想像できるビジョンは示していない。どうなるかは皆さんに想像してほしい。危険人物だと思う人もいれば、ただの悩めるティーンエージャーにしか見えない人もいるだろう。でも、そこであなたが感じたことは、まさにあなた自身の偏見を映す鏡でもある」
うわ…最後の1行、まいったな…と思う。

もう一つ。最近出会えたブログにショックを受けている。
「黒人夫とのアメリカ生活30年」
https://ameblo.jp/eyn4517/entry-12609352876.html

まさに肌で感じる黒人差別が描かれている。
「黒人と警察 *酷すぎる現状*」とか、
https://ameblo.jp/eyn4517/entry-12604130438.html
「黒人との混血はみんな黒人?」など。
https://ameblo.jp/eyn4517/entry-12608037995.html

どれも差別意識から出ている。これはないよね! 
お嬢さんの明らかで真摯な訴えや、息子さんの心温まる卒業式の話など、
素敵な日記も多くて、このブログ、目を離せません。

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