「最高の花婿 アンコール」フランスと異文化

第1話は、ロワール地方の瀟洒な館に住むフランス大好き、カトリックで保守的な
ヴェルヌイユ夫妻（クリスチャン・クラヴィエ／シャンタル・ロビー）。
長女がアラブ人、次女がユダヤ人、三女が中国人と結婚。
せめて1人はカトリックでとの願いが四女で叶うと思ったら、
コートジボワール人の青年というのが「最高の花婿」。面白かった〜！
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1951858821&owner_id=10258677

そして、
「最高の花婿 アンコール」

http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=4933729
http://www.cetera.co.jp/hanacore/

それぞれの違いを何とか乗り越えて孫も4人生まれ、4女も妊娠中。
ところがそれぞれアルジェリア、イスラエル、中国、インドへ移住計画。

「コートを着ていると爆弾犯と疑われる」「中国人は狙われやすい」
「オーガニック・ハラル食材の仕事が上手く行かないから…」
「黒人俳優にはフランスでは仕事がない、ボリウッドへ」

夫妻はそれぞれの理由を聞き出して、婿さん4人とロワール河の城巡り。
あの手この手で何とかフランスに引き留めようと苦心惨憺。

またコートジボワールのご実家の妹さんが、黒人との結婚話に
LGBT問題まで今度は新たに起きてくる。

コメディとして楽しく可笑しく見ればいいのだろうけれど、
今回は笑えても、移民や人種迫害という深刻な問題が背景にあり、
それは簡単には変わらない。家族では解決できないわけで、
もう一つ心の底から笑ってお終いとはいかなくなってしまった…。
アンコールって難しいのね。