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2020年01月05日14:10

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まだ書いてなかった19年に観た7本

書きかけでアップし損ねていた作品7本を私の覚えのために簡単に。
2018年に公開されて名画座上映の作品もあり、
いずれも私としてはベストテンには関係しない(次点はともかく)。

「多十郎殉愛記」
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=4704015
https://tajurou.official-movie.com/
題が違う。脱藩浪人でダラダラ暮らす多十郎(高良健吾)の身勝手さを許し、
裏切られても愛し続ける「おとよ(多部未華子)殉愛記」。
時代劇というよりも、チャンバラ劇。殺陣を見るのがお好きな方に。
最後の激闘は凄いが、30分は長すぎる。

「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=4713768
http://evans.movie.onlyhearts.co.jp/
丁寧に彼の人生を追ったドキュメンタリー。もちろんピアノ演奏が聴ける。
ヴォーカルのジョン・ヘンドリックス、トニー・ベネットらも聴ける。
彼を知る人たちのインタビューもたくさん挟まれる。
白人でありながら、黒人のジャズメンとの共演も拘りない。
しかし最後は麻薬の過剰摂取で亡くなるのが悲しい。
ジャズ好きにお勧めの1本。懐かしかった。

「ダンボ」
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=4694694
https://www.disney.co.jp/movie/dumbo/about.html
春休みの孫を連れて鑑賞。子供向けとはいえ、ティム・バートンなので、美女(エヴァ・グリーン)も多少のブラックさも入り、大人にも面白く作られていた。
戦争で片腕を亡くしたサーカスの曲馬乗りの父親(コリン・ファレル)と、10歳前後の娘と息子。生まれてきた仔象は耳が大きくて、羽でくすぐられると空を飛ぶ。
こき使って一儲けを企む男。これディズニー批判にならないの?と思うところも。
孫も「像ってホントは空を飛べないよね」と言いつつ楽しんでいた。

「パッドマン 5億人の女性を救った男」
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=4626010
https://bd-dvd.sonypictures.jp/padman/
インドで妻の生理の手当てが不潔なボロ布と知り、
衛生的なパッドの高価さに驚きいたラクシュミ(アクシャイ・クマール)。
彼は、女性皆が買える値段のパッドを作ろうと開発に当たるが、
母親や妻、妹など家族の女性たちにも嫌がられる。
それでも頑張る彼の一途さ。協力する女性も現れる。
実話をもとにしており、インドの女性を救おうとする彼の一生懸命さが胸を打つ。

5月 名画座で
「ブレス しあわせの呼吸」
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=4551685
http://breath-movie.jp/
相思相愛の女性ダイアナ(クレア・フォイ)に出合いアフリカのビジネスも上手く行き、
順風満帆のロビン(アンドリュー・ガーフィールド)を突然襲ったポリオ。
全身麻痺で呼吸器を装着せずには生きられない。
28歳で余命宣告され、2週間で死ぬと言われて絶望するロビンを、
ダイアナは退院させて自宅で介護を30数年続ける。
ロビンも積極的に外に出て人生を楽しむ。その姿は障害者の生き方に大きな影響を与えた。製作者のカベンディッシュは彼らの息子。

8月 名画座で 女王2本立てでした。
「ヴィクトリア女王 最期の秘密」
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=4653158
http://www.victoria-abdul.jp/
どこまで史実かは分からないが、アヴドゥルの日記と
ヴィクトリア女王(1819-1901)の顔写真入りペンダントは、
21世紀になって公表されたらしい。
インドから使わされてきた青年アブドゥル(アリ・ファレル)は、
英国女王(ジュディ・ディンチ)でインド皇帝のヴィクトリア女王の
即位50年に使わされたが、気に入られ、帰国できなくなる。
恭しくかしずくばかりの側近たちに比べ、異国人の珍しさに加え、
彼の率直さ若々しさに、老いた女王は命の輝きを観たのかもしれない。
側近たちは嫌がり邪魔すらするが、女王はアヴドゥルを友人と呼んではばからない。
立場を超えての心のつながりを求める姿に女王の孤独を見る思いがした。
ヴィクトリア女王は9人の子供を儲け、娘たちはヨーロッパの王家に嫁ぎ、
「ヨーロッパの祖母」と言われたが(血友病の遺伝ももたらした)、
後継ぎのエドワード7世とは齟齬もあったようだ。

「女王陛下のお気に入り」
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=4667625
http://www.foxmovies-jp.com/Joouheika/
こちらはアン女王(1665-1714)。
年を取って痛風に悩み、すぐにかんしゃくを起こし、
政治も放り出しっぱなしのアン女王(オリビア・コールマン)。
女官長レディ・サラ(レイチェル・ワイズ)は、女王の幼馴染で頭もよく、
女王に代わって政治にも口をはさみ、絶大な権力を振るっていた。
サラは、従妹で没落貴族の娘アビゲイル(エマ・ストーン)を女王の寝室付女官に
雇うが、アビゲイルはもっと上の地位を狙って、女王に取り入る。
子供を亡くして兎をかわいがる女王の姿がやるせない。
女性3人の力のせめぎ合いは史実に基づき、激動の時代でもあったらしい。
サラの子孫にはチャーチル首相、皇太子妃ダイアナがいる。
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