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mixiユーザー(id:10258677)

2019年10月22日13:10

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「英雄は嘘がお好き」 お馬鹿に楽しむロマンチックコメディ

映画評を見て、「私の好きなジャンルだわ!」と観に行ったら、
少々上回るほどのお馬鹿っぷり。楽しみました。
メラニー・ロランってこんな役も上手なのね。

「英雄は嘘がお好き」
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=4836299
http://eiyu-uso.jp/

1809年、ブルゴーニュの裕福なボーグラン家の二女の
ポリーヌ(ノエミ・メルラン)は婚約に有頂天。
ところがヌヴェル大尉(ジャン・デュヴャルダン)は出征。
毎日書くと約束した手紙は、1通も届かない。

心痛して食事もとらないポリーヌのために、
姉エリザベット(メラニー・ロラン)は、
大尉に代わって、せっせと戦地の大活躍の手紙を書く。

何年も帰らない、連絡もないヌヴェル大尉を待ち続けるポリーヌ。
エリザベットは「敵軍に囲まれて、死を覚悟する」という手紙を書く。
戦死したと諦めたポリーヌは、誠実な男性と結婚。子供も生まれる。

ある日エリザベットは町でボロを身にまとう一文無しの男と遭遇。
なんと脱走兵のヌヴェル大尉。そして彼は大尉の制服を手に入れ、
ボーグラン家に押し掛け、嫌がるエリザベットをものともせず食客となる。

エリザベットの手紙の嘘を、もっと誇大に英雄譚として喋るヌヴェル。
彼女の見事な手綱さばきも、ヌヴェルの厚かましさには敵わない。
まるででたらめな彼の自慢話に聞き入る人たちも可笑しいし、
ポリーヌの見事なアバズレ振り、何とも呆れながら笑えてしまう。

難しいことを言わなければ(嘘はダメ、ねずみ講って酷いじゃない…とか)、
苦り切ったエリザベットと、厚顔なヌヴェルの攻防戦に笑える。
切羽詰まったヌヴェルの、逆転申し込みに、呆気にとられるエリザベット。
英雄と化したかと思ったヌヴェルの、ラストシーンの見事さに呆気にとられた。

まさにロマンティックコメディ。「あり得ないし軽い」なんて思わずに、
気楽に笑って見れば、ホントにお馬鹿で楽しい粋なフランスの小品。
★は3か4か迷って、ちょっとおまけ。真面目な方にはお勧めしません。
10 12

コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月22日 17:08
    面白そうな題材ですね。小説で、このテの軽いものをこの頃探すのですがなかなかありません。人にはいいにくいけどイヴァノビッチを9巻まで読んだり、マーガレットデュマスを3巻目が出ないかな、とおもったり。デボラクリンビーの新しいのを2冊読んで今手持ちがないのです。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月22日 19:00
    調子のよさでは植木等に勝るジャン・デュジャルダンにぴったりの役ですね。
    しかし、tamaさん、ほんとうに幅広い分野の映画をごらんになられていますね。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月22日 21:17
    > mixiユーザー ご紹介ありがとうございます。さっそく探しますね!
    私がひと頃楽しんで読んでいた軽めのミステリーは、クレイグ・ライスとシャーロット・マクラウド(アリサ・クレイグ名も)。2人とも有名だから、もうご存知かもしれませんが。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月22日 21:22
    > mixiユーザー フランスの植木等! 言い得て妙かも。
    見ていて呆れるほどの面白さでした。
    分野が広がるのは、マイミクさんの適切な映画評のおかげです。日記を拝読して「これ観た〜い!」となります。田舎に帰るので日が足りなくて見逃しも多いのですが。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月23日 00:12
    時間とお財布に余裕がある時なら楽しめそうな題材だと予告編を見て感じてました。
    キャストは魅力的なので(舞台背景も…)いつか機会があれば…と言ったところでしょうか。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月23日 00:59
    > mixiユーザー 時間とお財布は大問題ですね!私はもう今週末には田舎に行くので、その前に歯医者さんとか、チケットを買いにいくとか、保存食を作るとか、冴えない予定が残っています涙
    メインキャストは2人とも面白く、脇も達者な人ばかりでした。お暇があれば。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月23日 08:09
    クレイグ・ライスは私がこの道に嵌った最初の作家です。45年前によんで、絶版になってたので、30数年前、ハヤカワに電話して、クレイグライスの復刊を要望しました。ヘレンジャスタス。マローン。懐かしいです。サラ・パレッキーは大分あとですね。イーヴリンスミスも好きでした。シリーズは嬉しいけど、あまり長くなるとつまらなくなりますね、コーンウエルなど。何かあったら、教えてくださいませ。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月23日 09:17
    > mixiユーザー やっぱりクレイグ・ライスはお読みになっていましたね。パレツキーや、スミスのミス・メルヴィルも懐かしいです。たしかにコーンウェルは最初は職業も検屍官でビックリの主人公でしたが、この頃は飽きました。
    女性作家ではないですが「ミレニアム」は面白かったです。ちょっと寒いですが北欧の夫婦作家マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールーの作品もひと頃シリーズで読みふけっていました。あとは塩野七生の「緋色のヴぇネツィア」「銀色のフィレンツェ」「緋色のローマ」の3冊は面白かったです。それとエリス・ピーターズの中世の英国のミステリ「修道士カドフェルシリーズ」は私のお気に入りで、本は捨てられません。こういう舞台がお好きならとてもお勧めです。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月23日 11:16
    ありがとうございます。クレイグライスがすき、という友人はひとりもいなかったので、嬉しいです。アガサクリスティはあまり、というところ。チャンドラーのロング・グッドバイ、昔読んだけど。40年ぶりに村上春樹の新訳で読みました。
    夫は今度は原作で読む、と英文で。エリス・ピーターズは未読です。探してみます。北欧ものは、80過ぎの身には名前、地名が覚えられないから、だめかも。塩野七生は最初の頃、どうも文体があわなくて敬遠してましたが、このあいだ、渋沢幸子さんにその話をしたら、最近のは前よりよみやすいわよ、といわれました。
    イヴァノビッチを読んでるって、はしたないですね。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月24日 00:42
    クリスティは全巻よみました。一度英語版で読み始めtのですが、30ページくらい読んだところで、遅々として進まない(英語力不足のため)のにたまらなくなって、本屋さんに飛んで行って、後は日本語で読みましたあせあせ
    「修道士カドフェル」シリーズは、薬草の使い方や修道院の暮らし、中世英国の歴史も背景にあって、その中でカドフェルが理性的に謎を解き明かしていくのですが、お気に召されましたら幸いです。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月24日 08:59
    気になってます。気になってはいます。。。
    tamaさんが、おまけだけど、4つ☆にされてて、ますます気になってきました。
    メラニー・ロランは『人生はビギナーズ』がとにかく可愛くて、大好きでした。
    地元であるなら、即、行きますが・・・う〜む、遠出になるなら、わざわざスクリーンでなくとも?とか思ってます。
    ハナミズさん同様、時間とお財布問題あせあせ(飛び散る汗)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月24日 10:08
    > mixiユーザー はい、映画として感動とかは関係ないです。
    ハードな映画に疲れた合間の、お馬鹿に楽しめるちょっと甘めの清涼剤(矛盾してるかしら?)にはいいです。

mixiユーザー

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