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mixiユーザー(id:10258677)

2019年10月18日01:16

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現代音楽に浸った2回のコンサート

空席待ちに申し込んでおいたイタリア文化会館から連絡が午後の3時半ごろに来て、
コンサートの開演日を確認したら、当日でしかも6時半から!

イタリアの現代アートのインスタレーションもしているので、それも観たいしと、 
夕食の準備を止めて、途中でサンドイッチでも摘まんで行こうと、予定変更。

コンサートは現代アーチストのピエロ・マンゾーニ(1933-63)へのオマージュ。
ピアノコンサートで、プログラムは、ジョン・ケージに始まって、
イタリアの3人の作曲家の現代音楽曲を挟んで、ドビュッシーの前奏曲集から。
ピアノはチーロ・ロンゴバルディ。

こうして聞くと、印象派と言われるドビュッシーの曲って、まさに現代音楽の始まり。
間の曲も、メロディアスでない現代音楽だけれど、面白い。
作曲家はシルヴァーノ・ブゾッティ、ダニエーレ・ロンバルディ。

そしてマンゾーニの作品を背後に映しながら演奏された組曲「アクローム」(無色)は、
たしかに横、縦、四角いブロックと、音もそのイメージがある。
作曲家はアンドレア・カヴァッラーリ。舞台挨拶もあった。

マンゾーニの「アクローム」 Piero・Manzoni achromeの画像検索。
https://www.google.com/search?biw=853&bih=406&tbm=isch&sxsrf=ACYBGNQ-6xRiliaiiuzyGZfL22OCV0jziA%3A1571326830026&sa=1&ei=bouoXZGdAcLR-QbIkprgDw&q=Piero%E3%83%BBManzoni%E3%80%80acorom&oq=Piero%E3%83%BBManzoni%E3%80%80acorom&gs_l=img.12...15841.36888..41930...5.0..0.386.2833.1j6j2j4......0....1..gws-wiz-img.......35i39.wGPydH7xKo4&ved=0ahUKEwiRjJ7M0KPlAhXCaN4KHUiJBvwQ4dUDCAc

3日前の14日には、芸大でフランスの近・現代曲を聴いたばかり。
こちらは弦楽で、韓国のヴァイオリニストのドンスク・カンと、芸大の教授や准教授。

最初はダリウス・ミショーの曲、
ドンスクとの二重奏で、漆原朝子のヴァイオリンはとても艶があった。

次のジョセフ・ロバルツのソナタは、チェロとピアノが主旋律を様々に変奏していく。

そして、エルネスト・ショーソンのピアノと弦楽器の五重奏の「コンソール」。
歌うように響かせる。

ドビュッシーとジョン・ケージを除けば、
イタリアもフランスも全く知らない作曲家ばかり。

でも、いつもベートーヴェン、モーツァルト、マーラーといった馴染みの曲だけでなく、
続けて現代曲を聴いてみると、それぞれに面白い。
分かったなんてとても言えないけれど、もっと聴いてみたいと思う。

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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月18日 07:25
    ドビュッシーを印象派などという意味不明で作品内実とも異なる名称で呼ぶのはやめるべきだと、芸大の院でその研究で博士をとった論文を書き、その書籍化の「魂のエクトプラズム」という読みごたえある本をだした青柳いづみこが、いつたていましたね。むしろ、象徴主義でしょう。ポーのアッシャー家の未完のオペラも書いていますしね。マンゾーニは、作曲家にもいるのですね。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月18日 07:40
    ジャズの延長みたいな感じで現代音楽にも興味があるのですが、なかなか詳しく知ることができないまま今に至ってます。
    ごくたまに、今も放送されているNHK FMの番組「現代の音楽」を聴いたりしているのですが。

    昔、ドキュメンタリー映画で知ったオリヴィエ・メシアンとか、ブラジル音楽繋がりで聴いたヴィラ・ロボスとか。
    あとはやっぱりスティーヴ・ライヒかなあ。あのミニマルミュージックは当時としては斬新だったのかと。

    拙い知識をつらつらと失礼しましたあせあせ
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月18日 08:26
    > mixiユーザー 書き方が悪くて、マンゾーニはアーチストです。彼へのオマージュの曲(カヴァッラーリ作)が演奏されるというコンサートでした。
    青柳いずみこはピアニストでエッセイスト、ドビュッシー研究家とすご〜く多才ですね。彼女のコンサートはまだ聴いたことがないのですが。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月18日 08:37
    > mixiユーザー さすが幅がお広い。メシアン、ジョン・ケージ、武満はわりによく演奏されるし私もコンサートで聴いたことがありますが、あとは映画音楽かな。メロディが無いから覚えにくい、馴染まないというのもあるかもしれませんね。
    『蜜蜂と遠雷』の本では、マサルが「現代のクラシック」の作曲家になりたい、という希望を書いた部分がありました。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月18日 14:20
    音楽の3要素は、メロディ、ハーモニー、リズムと習います。「現代音楽」は、これら、特にメロディを放棄してしまいました。
    原因の一つは、作曲家と演奏者の分離。
    昔は、どんな指揮者も作曲をした、いや、作曲家では飯が食えないから指揮をした。現代音楽の作曲家は、自分で演奏も指揮もする機会がなくなり、演奏して「音が楽しい」ことに関心がなくなってしまいました。

    もう一つの原因は、理論的に「正しい」ことしか重要視しなくなった。「未来の音楽は必ずや、この方向に向かうことが正しい」と。
    メロディは堕落だとして、メロディを書く作曲家志望の学生を、どんどん抹殺してしまいました。抹殺された彼らは、映画音楽、ミュージカル、ゲーム音楽などへと転じ、才能のある者は大成功を収めました。
    戦後、左翼学生運動が「自分こそ正しい」と「純化」して、大衆から離反し、壊滅してしまった悲劇と相重なります。

    私にとって、「現代音楽」を聴くことは、絶滅しつつある音楽を聴く哀しみを伴います。
    それと同時に、新しい現代音楽運動が、いつか起きる希望は失いたくないなと思います。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月18日 18:57
    > mixiユーザー メロディもリズムも取りにくいです。そうですか放棄したのですね。
    ただ私は、武満徹の曲など結構好きです。「ノヴェンバーステップス」なんて分かっているわけではもちろんないですが、聞いていてワクワクしました。
    一度、ある大学の学生たちの現代音楽を聴きに行ったときは、騒音か⁈と辟易したこともありましたが…。
    私みたいな素人が聴きに行って、思わずメロディを口遊めるような新しいクラシック曲がもっと生まれていいと思います。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月18日 22:18
    > mixiユーザー 武満の若いころ、作曲した曲を高名な作曲家に見せたら、なんだこれはと楽譜を放り投げられたと聞きます。
    専門的な音楽教育を受けていない彼は、「正しい」音楽とみなされなかった。
    しかし、現在、世界じゅうで最も演奏される日本人作曲家は、タケミツです。彼はかっこのついた「現代音楽」ではないのでしょう。
    ノヴェンバーステップ、弦楽のためのレクィエム等々、あるいは、映画音楽からギター編曲、彼の音楽には、歌ごころがあると思います。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月18日 22:28
    武満のエピソードをもう一つ。
    今は音楽評論家になっている東条碵夫さんがFM東京に勤めていたころ、信州あたりの武満さんの別荘に急ぎの原稿を受け取りに行くことになったそうです。家庭用ファックスもない時代です。
    駅から行き方を聞いてタクシーで向かったけど、夜間で道がわからず迷ってしまった。
    運転手さんとあれこれ探していると、バックミラーを見た運転手さんが、「ギャーッ。お化けが出た」と叫び声を上げたそうです。
    東条さんがおそるおそる後ろを振り返ると、武満さんが自宅を教えようと必死の形相で走ってきたのだったとのこと。あの顔ですから、運転手さんが驚いたのもむりがありません。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月18日 22:37
    > mixiユーザー 武満の『音、沈黙と測りあえるほどに』は、若い頃に求めて、分からないのに一生懸命読んでいました。今でも本棚のどこかにあるはずなのですが。今になって読めば、また違った感じ方があるかもしれません。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月19日 13:53
    現代音楽は、ときどき聞いています。聞きっぱなしなので、詳しいことは分からず語れないのが欠点ですが。
    ジョン・ケージもボックスで持っているのですが、飽きないうちにと、数回聞いて今はやめにしています。そのうちにまた引っ張り出してきて聞くつもりです。

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