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2019年10月18日01:16

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現代音楽に浸った2回のコンサート

空席待ちに申し込んでおいたイタリア文化会館から連絡が午後の3時半ごろに来て、
コンサートの開演日を確認したら、当日でしかも6時半から!

イタリアの現代アートのインスタレーションもしているので、それも観たいしと、 
夕食の準備を止めて、途中でサンドイッチでも摘まんで行こうと、予定変更。

コンサートは現代アーチストのピエロ・マンゾーニ(1933-63)へのオマージュ。
ピアノコンサートで、プログラムは、ジョン・ケージに始まって、
イタリアの3人の作曲家の現代音楽曲を挟んで、ドビュッシーの前奏曲集から。
ピアノはチーロ・ロンゴバルディ。

こうして聞くと、印象派と言われるドビュッシーの曲って、まさに現代音楽の始まり。
間の曲も、メロディアスでない現代音楽だけれど、面白い。
作曲家はシルヴァーノ・ブゾッティ、ダニエーレ・ロンバルディ。

そしてマンゾーニの作品を背後に映しながら演奏された組曲「アクローム」(無色)は、
たしかに横、縦、四角いブロックと、音もそのイメージがある。
作曲家はアンドレア・カヴァッラーリ。舞台挨拶もあった。

マンゾーニの「アクローム」 Piero・Manzoni achromeの画像検索。
https://www.google.com/search?biw=853&bih=406&tbm=isch&sxsrf=ACYBGNQ-6xRiliaiiuzyGZfL22OCV0jziA%3A1571326830026&sa=1&ei=bouoXZGdAcLR-QbIkprgDw&q=Piero%E3%83%BBManzoni%E3%80%80acorom&oq=Piero%E3%83%BBManzoni%E3%80%80acorom&gs_l=img.12...15841.36888..41930...5.0..0.386.2833.1j6j2j4......0....1..gws-wiz-img.......35i39.wGPydH7xKo4&ved=0ahUKEwiRjJ7M0KPlAhXCaN4KHUiJBvwQ4dUDCAc

3日前の14日には、芸大でフランスの近・現代曲を聴いたばかり。
こちらは弦楽で、韓国のヴァイオリニストのドンスク・カンと、芸大の教授や准教授。

最初はダリウス・ミショーの曲、
ドンスクとの二重奏で、漆原朝子のヴァイオリンはとても艶があった。

次のジョセフ・ロバルツのソナタは、チェロとピアノが主旋律を様々に変奏していく。

そして、エルネスト・ショーソンのピアノと弦楽器の五重奏の「コンソール」。
歌うように響かせる。

ドビュッシーとジョン・ケージを除けば、
イタリアもフランスも全く知らない作曲家ばかり。

でも、いつもベートーヴェン、モーツァルト、マーラーといった馴染みの曲だけでなく、
続けて現代曲を聴いてみると、それぞれに面白い。
分かったなんてとても言えないけれど、もっと聴いてみたいと思う。

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