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2019年09月22日14:29

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「レディ・マエストロ」 世界初の女性指揮者の苦闘

オケのヴァイオリンやヴィオラ演奏者は、女性の方が多いくらい。
男性ばかりだったコントラバスやトランペット、ホルンなどにも女性が増えてきた。
なのに、今でも指揮者は女性が少ない!そう言えば日本の女性指揮者も少ない。

「レディ・マエストロ」
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=4818672
http://ladymaestro.com/

NYのコンサートホールで働くウィリー(クリスタン・デ・ブラーン)は、
1926年のメンゲルベルクの指揮を見たくて、最前列の通路に椅子を持ち出す。
当然見つかって、経営者の息子フランク(ベンジャミン・ウェインライト)に
放り出され、仕事もクビになる。指揮者になるにはどうしたらいいのか…。

無料コンサートを指揮しているゴールドスミスに弟子入りさせてもらう。
有名音楽家に会えると彼に連れていかれたパーティは、なんとフランクの家。
メンゲルベルクもいて「なぜ楽譜を見ていたのか?」と問われ、
ウィリーが「指揮者になりたくて」と答えると、失笑が広がる。

やがてウィリーは自分が養女で、母親はオランダのシングルマザーと知る。
オランダの母を訪ねるがもう亡くなっていた。彼女は元のアントニアを名乗る。
そしてドイツで指揮を学び、1930年、ベルリンフィルでデビューするが…。
指揮の前、音楽の前に、女性であることが立ちはだかる時代だったのだ。

モデルのアントニア・ブリコ(1902-1982)はベルリンフィルのデビュー後、
初のニューヨークフィルを指揮した女性であり、他所の指揮でも好評だったが、
常任指揮者には招かれず、女性ばかりのオケを自ら作って人気を得たという。
エルガーの「愛のあいさつ」の演奏は、女性たち皆のびやかな美しい音を響かせる。

「メアリーの総て」や「コレット」に描かれたように、女性作家も
書いた小説を女性名では出版できなかったなど、差別された時代があったが、
女性の指揮者の指示に従うのを嫌がる男性の音楽家もいたということだ。

長年のフランクとの関わりや、
彼女を助けるゲイのロビン(スコット・ターナー・スコフィールド)の優しさ。
彼は実際にもトランスジェンダーを公表しているとか。

どんな壁にも負けずに立ち向かうアントニアの音楽への熱意と意志の強さこそ、
無理と思いつつ、困難を承知で支えようとする人々を動かしたのかと思う。

バッハ、ドヴォルザーク、ガーシュイン等々、沢山の曲が聴けるので、
クラシック好きには、それも楽しい魅力。
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年09月22日 15:39
    奇しくもあのブザンソンの世界指揮者コンクールで、沖澤のどか(32歳)が、優勝しましたね。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年09月22日 16:32
    > mixiユーザー さすがニュースがお早い! 東京国際音楽コンクールに続いての快挙、しかもブザンソンのコンクールですものね!
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年09月23日 09:11
    もう、何度も何度も予告を見ていて・・・はい、今週観賞予定です。
    主人公の方の表情がとても好きなので、期待大です。
    折しも、つい最近、日本人女性指揮者の方が、国際指揮者コンクールで優勝されましたよね。
    これは配給会社にとっても、良き話題わーい(嬉しい顔)
    私もtamaさん同様、4つ☆になりそうな予感♬
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年09月23日 13:33
    > mixiユーザー 厳しく観れば3.8くらいかも〜と思いましたが、クラシック曲一杯で4にしました。
    沖澤のどかさん、優勝ですね。ブザンソンは小澤征爾が1959年に優勝、82年に初の女性で、2人目の日本人が松尾葉子さん。女性にもっと道が開けるといいなぁって思います。
    配給会社は喜んでいるでしょうね!

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