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2016年07月12日23:44

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百合と紫陽花

実家に来ている。家から道路を挟んだところにある駐車場の壁際に、
花好きのお手伝いさんと私が、石ころをどけ、土を入れ耕して作った花壇がある。

私がいない間も、あまり手がかからない花にしようと思い、
春はクロッカスや、ムスカリ、ハナニラ、レンテンローズなど
植えっぱなしでも毎年咲く、丈夫なものを選んで植えている。

夏は百合。今は大きな花をつけ、つぼみもたくさん膨らんでいる。
種のこぼれた白いスイートアリッサム、紅色とピンクのコスモスがもう咲いている。

今年は、カサブランカがすくすく育って大きなつぼみをつけていたが、
私が来る前に、特にたくさんつぼみを付けた6本を誰かが折って持って行ってしまった。
無残に裂けて茶色くなっている茎を見ると、残念な気持ちが湧いてくる。

とても楽しみにしていたので、考えると悲しくなる。仕方がないから無理にでも
「お花にお金を使えない人の家を飾っているならいいか…」と考えようとしていた。

カサブランカは幸いあと3,4本あるし、スカシユリはもう咲いて散っていた。
テッポウユリのつぼみも膨らんでいる。グラジオラスも咲いた。


今日、以前に働いていた人が、訪ねてきてくれた。
彼は、家の近くに紫陽花をいっぱい植えていて、2年ほど前に
両手に抱えきれないほど、いろいろな色の紫陽花を持ってきてくれた。

花を楽しませてもらい、花瓶に合わせて切った枝を挿しておいたら
数本が根をつけ、今年も咲いた。紅色のは色が変わってしまったけれど。

その彼が「紫陽花は、町のほしい人皆に、勝手に持っていってもらっている」って。
あ〜そうか。 「たくさん咲くから持っていってもらった」って考え直せばいいのか。

数本くらい誰かが持って行ってしまっても、悲しくならないくらい、
どっさり咲くように、いっぱい育てればいいんだ。

秋には、もっとたくさんの球根を植えることにしよう。
でも…茶色い茎の切断面を見ると、やっぱり悔しく悲しい…。
『レ・ミゼラブル』のミリエル司教みたいな聖人には絶対になれないヮ。



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