イタリア文化会館は、きれいな深い赤の壁面の建物。
地下のアニェッリ・ホールでは、いろんな催しが開かれる。
今夕は「Concerto Affetti Italiani」という、歌と、ピアノと、
フルート(フラウト・トラヴェルソ)の、3人の女性のコンサート。
8曲の演奏をするのだけれど、知っている作曲家はドニゼッティくらい。
現存の作曲家の作品や、世界初演なんていう曲が3つもある。
ソプラノのマリア・エレナ・ロマナッツィMaria Elena Romanazziの声は、
どちらかと言えば、硬質な感じ。
それで、面白かったのは一番最後のロヴェルタ・ヴァッカの"Nov EnoV"という、
俳句を歌詞にしてあるらしい作品。
かろうじて「しみいる蝉の声」と聴けたけれど、後は聞き取れず。
フルートは息のよう、ピアノは弦を弾いたり、チェーンで響かせたり、
そして、声が歌うというよりも、まるで楽器のような使い方。
やっぱり現代音楽って面白い。
曲は全然違うけれど、彼女の歌がユーチューブにあった。
https://www.youtube.com/watch?v=ZJPfkoYrJ38
1,2,3と続けてコンサート! 明日も明後日も楽しみ。
ログインしてコメントを確認・投稿する