犯罪映画というのは、どこかに爽快感が無いと、見てもスッキリしない。
「コンフェッション 友の告白」
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=3654892
http://www.confession-movie.info/
高校の卒業式をサボって、卒業記念登山とばかりに山に登った3人。
ところがミンス(イ・グァンス)が崖から落ちて足を骨折し、
雪も降りだして遭難しかける。
凍傷にかかったヒョンテ(チソン)とミンスを、見つけた山小屋に置いて、
インチョル(チュ・ジフン)は1人雪山を降り、捜索隊と戻った。
そして大人になったインチョルは、調子がいい、いい加減な保険会社のセールスマン。
生真面目なヒョンテは消防士になり、聾唖の女性と一人娘の家庭を築いている。
何事にも自信がないミンスは、貧乏な暮らしぶりだ。
ヒョンテは遊技場を経営する両親とは、付き合いをしていない。
インチョルはヒョンテの母親に火災保険に入ってもらう。
母親は「火事になればお金が入ってラクになるわ」とつぶやく。
しかし、事件を起こすに至る「思いつき」が、突飛で自業自得。
たとえ意外なことが起きなかったとしても、無理過ぎる設定のように思われる。
ミンスの必死の思いも届かず、結末も後味が悪くて…。
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