mixiユーザー(id:1023125)

2020年05月26日07:18

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間違っているテレワーク考察


納得する人は多いと思うが、因果律まで考えてね

仕事できる人ほど「コロナ疲れに悩む」根本原因
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc994f850ee3345701f8fa8642564302cf335bd8

テレワーク
>誰がどのぐらい仕事を抱えているのか見えにくくなる
>特定の人にキャパ以上の仕事を振ってしまいがち

>仕事を振られた側も、ほかの人の状況がわからないため
>「できません」とか「あの人に振ってください」と言えない
>たいていそういう人は「できる人」なので、なんとか追加の
>仕事もこなしてしまうため、負荷の増大に気づきにくい。
>それでキャパオーバーしてしまう

>テレワーク化で「いつまでも仕事ができてしまう」状況に
>なってしまいました。仕事がプライベートを侵食している

>「社員がサボるのでは」ということが問題視されましたが、
>本当の問題は「働きすぎるのでは」ということだった

>「大丈夫か?」と声をかけるだけだと「できる人」ほど
>「大丈夫です」と言う
---------------------------------------------

<企業は放置する>

まあ、状況はその通りだろう。
しかし、根本的な原因(因果律)が違う。

・これらは「テレワーク固有の問題」ではなく
・そもそも、ずっと続いていた問題で
 企業はコレをまったく解決せずに放置してきた
・それが、強制テレワーク化した現状で、
 テレワークの問題点を探るという調査/考察として
 ずっとあった企業問題が顕在化した

が正しい因果だ。
筆者が、これらずっと続いてきた労働環境問題を
「テレワーク問題」として終わらせる事は、事実として
間違っている。

有能者に
仕事が集中、社員間で仕事が平準化されない、など
パソコンもネットも無い百億年前からずっと同じだ。
(一応。百億年前は「仕事はすべて」という比喩ね)

ソレを「やりがい」として「善し」とする者もあれば、
是正を望みならが改善されず、常に不満の者もあろう、
ドチラも間違いではない(ドチラもありだ)。

ドチラにせよ
「己にキャパがあるうちは、やる(やるしかない)」
それが現実だろう。

だから、
この問題(有能者に業務集中、平準化できない)は、
根が深く、改善は難しい。

例えば、
この対策としてポピュラーなのが「マニュアル化」だ。
・無能者を有能者に近づけるには?
・仕事をマニュアル化して業務平準化する
この発想は、
・労働者の負担改善を思って、ではなく
・業務の質を高めて、企業得利益を増やしたい
が因果律だから、
・マニュアル化によって業務が高レベルで平準化すれば
 それでOK
・マニュアル化によって、またも特定労働者に負担集中
 しても企業はそれを改善しようとはしない

★企業はどんな時も利権を考えて存在しており★
★企業は労働環境を考えて存在していない★

・運良く、己の労働問題解決が企業利益につながる場合、
 企業は己の問題を解決するだろう
・運悪く、己の労働問題解決が企業利益に反する場合、
 企業は己の問題を解決しないだろう
・己の労働問題解決が企業利益に関係ない場合、
 対策する場合もあろうが、労働者個人に処する時間=コスト
 を使う事はまずないので、概ねスルー=放置されるだろう

これらから導き出される「解」はひとつだ。

★己の問題は己で解決するしかない★

同じ発想で、大昔から団体交渉=労働組合という手法があった。
(過去形。今はこの手法も無くなった)。

アナタの
まわりで起こっている「有能者に仕事集中、平準化したい」との
問題は、残念ながら、放置される可能性が高い。
アナタが
「問題対策する事が企業にとって利益になる」と説得できなければ・・・

小生が経営者なら、
・企業にとって1円の得にならずとも
・従業員皆が円滑に仕事できる環境が可能ならば
・それは企業にとって利益と同等である
・今は1円の得を得られずとも、
・それら対策が今後、利益を生むだろう
と考えるが、現実の企業の多くは
・今期の利益
・更には、今=1分1秒後の利益
しか考察できない体質である。

だから、繰り返すが

★己の問題は己で解決するしかない★

個人でなんとかするのは厳しいが、現実なので仕方がない。

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