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2021年05月10日04:54

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私の宝物

フォト

2017年7月11日に立ち上げた私の夢のお店。
リラクゼーション手もみOlive

お店を立ち上げ一緒に歩んできた大切な人との関わりが、
お店と共に大切に育んでいきたかった関係が、
今、静かに終わろうとしているのかもしれない。

本当に彼のお店に対するデザインセンスと営業センス、繰り返しに対して堅実な毎日の中で、彼の愛情に包まれて私は施術だけに専念できた。

いろんなことがあった。
あったけど、きっと乗り越えることができると信じていた。

でも、今日、本当に最後を感じてしまった。
頼んでいた買い物を持ってきたら、
夕方に、お店の看板の外灯を灯さずに帰っていった。
私は施術中だったけれど、
彼は別れの説得に来たのだろうと思えた。

ただの恋愛の終わりならそんなに怖くはない。
お店の柱がひとつ折れてしまう。
私はここで踏ん張れるだろうか。

代わりの柱は考えられない。
一緒に作り上げてきた、この宝物の全てを。

ビジネスとして、残って貰いたいけれど、それは彼にはできないだろう。

ひさびさに本当に寝付けない。
ひとつだけ、彼とやっていけるのは、、、
女性専用サロンにすることだろう。
収入は3分の1になるだろう。

今、コロナが善通寺は急速に増えて状況は酷くなっている。
今までは、彼がいろんな情報を持ってきて手を尽くしてくれ、私にやるべき指示を出してくれていた。
しかし、
これからは、どうやって生きのこるのか自分で考えなきゃならない。

ひさびさにミクシーに入りたくなった。
飽きっぽい性格の私が、ミクシーだけは残していて、
ここにくると、
ああ、この時、こんなことを考えていたんだなって、本当に日記みたいな存在になってる。
(笑)

一生懸命走っているときは出ていっていて、
終焉をむかえるたびに書き込んでいるようにみえる。

だとしたら、本当に終焉なのかな。

彼の器用で綺麗な所作が好きだった。
彼の物事の捉え方考え方が好きだった。
いつも冷静で全体を見つめているところが好きだった。
あきらめない粘りづよいところが好きだった。
どんなときにも、うそ偽りなく逃げない強いところが好きだった。
彼の働く姿をみるのが好きだった。
一緒にキッチンに立つことが好きだった。
髪を染めてくれるのが好きだった。

1番好きだったのは、いつも明るくてたくさん笑わせてくれたこと。
一緒にいれば、どんな逆境でも乗り越えられると信じられること。


嫌いなところ。
あまのじゃくなところ。
心と反対のことを言ってしまうところ。


やっぱり、過去形にはできないよ。


黄色ハンカチを玄関にくくりつけるしかない。
そして、彼を送り出すしかない、、、のかな、、、


お別れの挨拶なんてしたくない。
しかし、引き継ぎはやんなきゃならない。

神様、どうか助けてください。

私はやっぱり彼といたいのです。



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